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TM「ってことでA。次のカットもよろしく〜」



『え』



なに言ってんの
これ以上できるわけないじゃない


そう言う気持ちを込めてテミンを見るけど








TM「いいじゃんw 僕はAと撮るの楽しいけど?」





『ぅ・・』




押しにも褒めにも弱い私


結局テミンと監督に上手いことのせられて
別バージョンも撮った










スタッフ「お疲れ様でしたー!!」




撮影が終わる頃にはすっかり緊張もなくなり
なんなら楽しんでた


自分でもビックリなくらい







『テミンに感謝しなきゃ。』


TM「なんで?w」




『こんな貴重な経験、普通じゃできないもん。ありがとう。』


TM「うわぁ!Aが素直だ!キモーっ!ww」


『おいw』




あははは














ここまではよかったのに


















スタッフ「皆さーん!テミンさんのご友人、BTSのSUGAさんより差し入れがありまーす!!」





『え・・』











YG「どうも。テミンがお世話になってます。」




美味しい匂いのケータリングと
共に現れた彼をみた瞬間




凍りついた












TM「よーユンギ。」



私の隣でヒラヒラと手を振ったテミン






『うそ・・なんで』




なんでここにいるの

いつから?
私がテミンに抱きついてたの・・あれも見てた?









冷や汗が流れてなにも考えられなくなる

聞かれてもないのに"テミンとは何もない"なんて
そんなこと言いたくなる






『え、ねぇ、っテミナ・・なんで、』





言葉がうまく出てこない




TM「あー、今日撮影だって、連絡してたから来てくれたんじゃない?」




いやいやいや
なんで連絡すんの?

これは絶対しちゃいけないとこだよね?
連絡するなら私はここに呼んじゃいけないってわかるよね?!






『・・・』




ユンギを見ないようにテミンばかりを見てたけど
左半身に突き刺さるような視線にゆっくりと顔を向けた









『ぁ・・』





そこにいたのは紛れもなくユンギだったけど











YG「はじめまして」






セットした髪と感じの良い笑顔で片手を出した彼は






私の知ってる"ユンギ"ではなかった

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設定タグ:BTS , SUGA , ユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - 名などないさん» コメありがとうございます!楽しんでいただきよかったです🫶新しい作品書きかけてますので、またご覧いただければ幸いです☺️ (3月25日 20時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
名などない - 本当に面白いお話でした! (3月25日 20時) (レス) @page50 id: 2206d7c546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2024年2月16日 20時

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