あなたと私の730日【YG】

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『はぁ？』


TM「あはは！w ウェディングドレス似合ってるよハニーw」





新しい味がハチミツらしくて、
テミンはさっきからハニーハニーって連発してる



正直ちょっとウザいw







『ねぇ、どういうこと？こんな大手のCMに素人キャスティングとかおかしいでしょ。遊びに来ただけなのに』


TM「遊びに来た感覚でサクッと撮影しちゃお。じゃあ行こうかハニー！」


『えっ、テミン！ムリだって！』





混乱する私をテミンは容赦なく
カメラの前へズルズルと引き摺っていく







TM「セリフもないし、顔も映らない。Aは何も考えないで大丈夫。それでも緊張するなら、そうだなぁ〜僕をユンギだと思ってればいいよ。」(小声)



『意味わかんない・・』














"よーい、アクション！"




監督から声がかかれば
テミンはいつもと表情を変える


私はどうしていいか分からず
ただ突っ立ってた







でも




TM「今日からは、アイスも幸せも半分こだね！」



テミンがセリフを言った途端




『・・っ』





"これからはAの全部、俺と半分こな"



そう言って笑った結婚式の日のユンギと重なって







気づいたら
テミンに手を伸ばしていた











"カーット！！！OK！！！"





監督さんの声で我に返った私




ハッ！


『うおおおおおっ// ごめんテミナ！！そんなつもりなくて！//』



ドレスの裾を踏みそうになりながら
慌てて後ろへ離れる






TM「あははは！別にいーよw いやぁ〜初の撮影でこんなことしてくるとはw お前この仕事向いてるかもよ？」





なんてことだ//

恥ずかしすぎて顔から湯気が出そう
・・いや、きっと出てる




ユンギじゃない人に抱きつくなんて
なんて女なんだ私は！


しかもこんな大勢の前で//

あぁ！！もういやだ！！！
心臓変になりそう！！







監督「いやぁ、まさか一発でいいのが撮れるなんてね。素人さんって聞いてたからどうかと思ってたけど。」



『きょ、恐縮です・・//』







監督「なぁテミン。時間もあるし、別のバージョンも撮ろうか。」



TM「良いですね！やりましょう！」




隣ではなにやら楽しそうな2人
私は緊張と恥ずかしさで死にそうなのに




やっぱプロは違うな

芸能界って、アイドルってすごいな・・尊敬

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