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それからユンギさんはフッと笑って



"そうか?名前呼んでたつもりだったわ"




そう誤魔化した。












ねぇ、

なんでそんな悲しい顔するの?


何が辛いの?


私には、何も教えてくれないの?



















お風呂あがり、音を立てずにこっこりとリビングを覗くと、
皮巻きのあの手帳にまた何か書いているユンギさん。





暫くしてペンを置くと




"A・・"





ボソッと私の名前を呟いた







猫みたいにカーブした大きな背中が

寂しそうで、








ぎゅっと胸が苦しくなる。












『ユンギさん』












YG「・・ん?風呂あがったのか?」



『うん・・』






YG「髪乾かせよ。風邪引くぞ?」



のっそりと私に近づくと、
首にかけたタオルを取り私の髪を優しく拭く






『ユンギさん、』




YG「ん?」












『私がそばにいるからね。』





YG「何だよ急にw」












『1人は寂しいでしょ?』





YG「えっ・・?」






ユンギさんは
驚いた表情をした








『1人で、寂しい顔しないで。』




YG「・・そんな感情、ねぇよ。」







"あの時"みたいに









『嘘つき。』











私はユンギさんの腕を引き寄せ



そっと

でも、強く





抱きしめた












YG「・・おい。」



『離してあげない。ユンギさんが嘘つくから。』







YG「・・・」




『罰として、今日は私と一緒に寝てもらうから。』




YG「はぁ?!いや、お前それは・・」







慌てて私から離れようとするから
渾身の力を込めてしがみつく







『またお前って言った。』




YG「あ、、A、ちょっと待て・・俺はソファで・・」








『ユンギさんには拒否権ないから。』

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設定タグ:BTS , ユンギ , SUGA   
作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - けぃたんさん» コメありがとうございます!ピッカピカにしてきてくださいね!いい事あるかも〜?❤︎ (9月4日 11時) (レス) @page40 id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - とてもいいお話でした。トイレ、綺麗にしてこよ〜 (9月4日 9時) (レス) @page40 id: 17b7ddcd96 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - 紗菜さん» 帰ってきてくれて本当によかった。甘露煮もこんな素敵な旦那さん欲しいです。ユンギさんがいたら、仕事頑張れますw これからもよろしくお願いします⭐️ (9月4日 8時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - アイリさん» 気に入って頂けてよかったです!ユンギさんの猫背は何故か可愛いの、何ででしょうかw これからもよろしくお願いします⭐️ (9月4日 8時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
紗菜(プロフ) - 神様が恋をしたら、素敵な旦那さまになりました。お帰りなさい。ユンギさん。素敵なお話、有難うございました。 (9月4日 6時) (レス) id: fe6f9b54b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2023年9月2日 0時

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