私が猫を飼った日【YG】2 (ページ9)

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好きなタイプページ9

"俺は可愛い子がタイプ"

『可愛い・・子』

ですよね
あの子可愛いですもんね・・

「お客さんがいるから言えなかったけど、可愛い以外にもっとあるよ。色白で、俺より背が低くて、笑顔が素敵で、優しくて、あとは〜」

次から次へと出てくる
ユンギの好みのタイプ

全てがあのカフェの子に合致していて
もう苦しくなってきた

『もういい・・』

「え？」

『もう言わなくていい。言わないで。』

「何でだよ。Aが初めに聞いたんじゃん。」

『もう十分わかったから。』

「わかってねぇよ。まだまだあるから、最後まで聞けよ。」

『いや。聞かない！』

私はリビングへと逃げようとした

でも
手首を掴まれて動けない

『離して』

YG「嫌」

グイッ

『ちょっ・・』

背中から前にまわってくる腕と
肩に乗るユンギの顎

耳にかかる息に
体中が熱くなっていく

YG「ヌナ、ちゃんと最後まで聞けよ。な？」

こんな時だけヌナなんて呼んで

ユンギはズルい

YG「いい？もっかい言うからよく聞いて。」

『う、ん・・』

もっかい？
頭から？

ちょっとキツイけど・・でも離れられないし
聞くか・・泣きそうだけど

YG「可愛くて、色白で、俺より背が低くて、笑顔が素敵で、優しくて、いい匂いがして、コーヒーが好きで、よく笑う人で、美味しいご飯作ってくれる人で、俺以外を好きにならない人で、いつも一生懸命仕事してて、俺と一緒に寝てくれて、俺に鮎の塩焼き買ってくれる人で、誕生日パーティー開いてくれる人で、」

ん？
鮎の塩焼き・・？

YG「一緒に日向ぼっこしてくれる人で、本読む時髪を耳にかける仕草がすごく色っぽくて、俺の頭撫でてくれて、寝るときは"おいで"って言ってくれる人で、」

え、
えぇ？

それって、なんか・・

YG「シュークリームがうまく食べられない人で、俺に首輪みたいなごつめのネックレスプレゼントしてくれる人で、」

『ねぇ、ユンギそれ・・』

YG「ヌナなのに、口にクリームつけた顔がバカみたいに可愛い人。

それが俺の好きなタイプ。」

『えっと・・//』

なに//
こんな、、告白//

めっちゃ好きな項目あるんだけど・・

YG「ふっw あ、あともう一個あったわ。・・聞く？」

『う、ん//』

YG「キスしたくてたまんなくなる唇もってる人」

『ユン・・っ//』