私が猫を飼った日【YG】2 (ページ37)

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重要書類ページ37

え

『これ、サインって・・』

YG「俺が、幸せにするから。だから、それ書いて、俺の・・俺の奥さんになって。ヌナ。」

『・・っ』

驚きのあまり、胸が詰まって声が出ない

封筒から出て来たのは色紙でもなんでもなくて
婚姻届という重要書類だった

YG「悩むなよ・・」

『ち、違うっ！悩んでっないよ！』

ようやく出た声は見事に裏返った

悩むわけない
大好きな人からこんなプロポーズされて
悩む人がいたら教えて欲しい

『ちょっと待っててっ』

私はダッシュでボールペンを持って来て
いつもより丁寧に名前を書いた

カリカリカリ

『よろしくお願いしますっっ！』

私はシワにならないよう両手で持ち
満面の笑みでユンギへと差し出す

ユンギもそれを大切そうに両手で受け取り

私の名前を見た瞬間・・

YG「・・っ」

ポロポロと泣き出した

『え、ユンギ？どしたの、おっ・・！』

ギュッウウ

YG「ヤバい。俺、、こんなに幸せでいいのかな？」

私をギュウギュウと締め付けて離さないユンギ

なんか今、ビリって聞こえた気がするw

(そういえば手に持ってたよね・・？)

『ふふっ/// 幸せなのは私の方。私を選んでくれて、ありがとうユンギ。』

YG「ヌナ好き！大好き！愛してる！もっともっと表現できる言葉があればいいのに！！」

力が増すたび聞こえる紙が破れる音

きっと私を抱いてぴょんぴょんしてるこの可愛い未来の旦那さんには聞こえてないw

まぁいっか
何枚でも書き直せばいいし苦笑

YG「よしA！今から区役所いこっ！！！」

『え、今から？！』

だって多分その用紙・・

YG「だって俺の誕生日プレゼントだよ？！今日出さないとダメ！！」

『う、うん！でも・・』

チラリと時計を見ると23時50分

YG「大丈夫！あと10分あるから！」

『ははっ、そうねダッシュで行こっ！』