私が猫を飼った日【YG】2 (ページ4)

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制服ページ4

JN「え？なに、知り合い？」

『まぁ。』

私の回答にソクジンはへぇ〜？w と興味津々
(この人ミーハーだから)

YG「なん、で」

『えっと・・コーヒー飲みに。ユンギここで働いてたんだね。』

ジミンから聞いたって素直に言えばよかったのに
何故か咄嗟に誤魔化した

YG「うん」

少し困ったような、気まずいような顔をして
スッとバックヤードに行ってしまった

別に嬉しそうにしてくれるなんて思ってなかったけど
今のはちょっと悲しいな

JN「A、ウチのバイトくんとどういうご関係？w」

『ただの知り合いよ』

一緒に住んでるなんて知られたら、根掘り葉掘り聞かれるから絶対本当のことは言わない

JN「それだけ？なんか匂うんだけどな〜」

クンクンと鼻を鳴らして
私の目を覗き込んでくるソクジン

こういう感は昔から鋭いんだよねこの人

JN「ま、そういうことにしといてあげようか。」

派手な髪色、嫌いだったのにねぇ？って、呟くように言いながら洗い終わったグラスを拭いた

『ソクジン。コーヒーおかわり。』

この話題を終わらせようとコーヒーを再度注文した

"はいはい、わかりましたよ"とソクジンがバックに声を掛けると、金髪のコーヒーマイスターが現れた

私の前には、ガリガリとコーヒーミルで豆を挽き、フィルターにお湯を注ぐユンギの姿

制服はいたって普通の白いカッターシャツと黒エプロンなのに、そんな姿を見たことがなくてすごく新鮮だ

それに、少し暗い店内の雰囲気と、シックな黒いカウンター、作業する真っ白なユンギの手

全てがいい感じにミックスされていて、、

なんでこんなにカッコいいんだろう？

コトン

YG「どうぞ」

『いただきます』

ゴクッ

さっきとはまるで違う
鼻から抜ける深みのある香り

『美味しい』

やっぱりこの味が好きだ