デートの終わりに ページ30
『ただいまぁあ〜〜』
YG「ただいまー」
映画の後
でっかいパフェを2人で食べ、
川沿いをブラブラ歩いて
屋台で美味しいチゲと焼酎を飲んだ私(ユンギはコーラ)
デートってこんなに楽しかったんだってくらい
ほんっと楽しくて
ほんっと幸せで
見事に
『酔ったぁ〜///』
YG「ったくよ〜w」
ソファにぐでんってなった私に水を持ってきてくれる
ほんと、優しいよねユンギって
できた男だよ
こんな人が私の彼氏なんて勿体無いくらい
ポタポタ・・
『おっ』
YG「あ、何やってんだよー」
うまく飲まずに口から溢れた水
頭の酔いは覚めてきてるけど体はまだ酔ってるみたいだ
YG「まだ酔ってんな」
胸元に溢れた水を遠慮がちにティッシュで拭き取るユンギは
呆れた顔してる
『ユンギ・・』
YG「ん？」
『今日すっごく楽しかった』
YG「俺も、楽しかったよ」
『ねぇ、ユンギ』
YG「ん？」
私は胸元のユンギの手を取り
真っ直ぐに見つめた
トクン
トクン
緊張と、興奮と、色んな感情が混ざって
上がっていく心拍数がわかる
こんなこと言ったら
はしたないって嫌われるかもしれないけど
もう
抑えられそうにないの
『私まだ、、デート終わらせたくない』
もっと
あなたと触れ合っていたい
一瞬ぐらっと揺れたユンギの黒く澄んだ瞳が
YG「・・・俺、も」
欲に染まるのが見えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 606人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2023年6月6日 21時
