定番デート ページ29
映画鑑賞後
『グスッ・・』
私の顔はひどいものとなっている
悔しいけど私にはホラーは無理だった
YG「ほーら言わんこっちゃないw」
恐怖で鼻水が垂れた私を見て"予測通り"と言わんばかりにクックッと笑ってる
YG「俺の腕千切れるかと思ったわw ってかAの悲鳴、映画に出てた人よりデカかったぞww」
そう言えば
映画館中の視線を集めた気がする・・大汗
『ごめんね、恥ずかしい思いさせて。。思ってたよりずっと怖かったの・・アメリカをナメてた・・グズッ』
あんなに怖いって聞いてない
アメリカであれなら日本のホラーってどんだけ怖いんだ
ブルブル:(;゙゚'ω゚'):
YG「あーあ鼻水w こっち向けよ」
どこに持っていたのか、
ポケットティッシュを取り出して私の鼻を拭いてくれる
『んっ』
こんな年上の世話を焼く
オンマのような、オッパのようなユンギ
もぅ・・好き←
YG「ははw 今度は恋愛映画にしような?」
"今度"
あんなに叫んで迷惑で恥ずかしかっただろうに
また連れてきてくれるの?
『いいの?また一緒に映画見ても』
YG「当たり前。恋愛映画なら怖くないし、良い感じになったらチューできんだろ?w」
ニヤッと笑う
『うわぁ// ユンギってそういう事言うんだw』
YG「知らなかったのか?w」
『ふふっ 知らなかったw』
やっと笑ったな、ってホッとしたような顔をして私の頭をポンポンした
『っ//』
今日のユンギはいつも以上に
キュンキュンさせてくる
心臓に悪い
YG「ほら、甘いもん食べに行くぞー」
スッと差し出してくれたおっきな手
『やったー』
重ねるとしっかり握ってくれて
あ〜好き!
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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2023年6月6日 21時