すっかり大人 ページ28
『一番・・』
YG「Aはやっぱ、特別だし。おばあちゃんが困ってたら助けるし、赤ちゃん連れたお母さんが困ってたら助ける。もちろん、ジウヌナや、ジミニヒョンのことだって大事に思ってる。会ったことないけど、Aの家族だって、俺は大事にしたい。でもそれは、Aの次にだから。」
『うん』
普通に嬉しいな
YG「もしオーナーみたいに誰かが酔っ払って介抱するとしても、まず他の人探すし、こうしようと思うけどってAにちゃんと言ってからにする。俺は、Aが一番大事だし、Aに嫌な思いさせたくないからさ。」
『うん// 』
いつの間に
こんなに大人になったんだろ
あんなに小さかったモフモフが、
こんなに逞しくて優しい男性になるなんて
『ヌナ、嬉しい』
ニッと笑ったユンギは私の手を引いてまた歩き出す
YG「今日の映画、何観る?」
『そうだなぁ〜』
YG「俺はなんでもいいよ。ホラーでもw」
『え〜!ホラー?w』
ホラーなんて大っ嫌いだ
ジンと付き合ってるときは選択肢の一つにも入らなかったのに、、
ユンギとなら楽しいかも・・なんて気がして
『いいよっホラーでも。ぜーんぜん平気!』
言ってしまった
YG「怖がって泣くんじゃねーの?」
『大丈夫だよ〜私ヌナだよ?w』
ほんとかよ〜って
揶揄うような言い方で顔を覗き込んでくる
YG「怖くなったら俺の腕ギューってしてもいいですよ?w」
『ふふw じゃあお言葉に甘えてw』
でもアメリカのホラー映画だし、よくある場面でキャーみたいな展開だろう
怖い所は予測できるよね
ユンギもいるし、へーきへーき
って、たかをくくってたのがダメだった
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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2023年6月6日 21時