私が猫を飼った日【YG】2 (ページ21)

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彼女ですけど？ページ21

"カフェに15時集合なっ！"

ニカッと笑ったユンギはスキップのような、そうでないようなステップでホテルの部屋を後にした

そして只今、14時30分

可愛くて愛しい彼氏との待ち合わせにカフェまでやってきたというのに・・・

「あんた何様？」

何故だかわからないが、
オープンテラスで女子2人に絡まれているところ

『えっと・・』

女A「ジンオッパ狙いで来てんの？それともユンギくん？」

女B「馴れ馴れしく2人と話しちゃってさ、なんなの？」

なんなのと言われても
元彼と今彼ですけど、なにか？

って言おうか迷ったけどユンギが嫌がったらダメだと思ってやめた

『話くらいするでしょ・・？そんな事言うならあなた達も話せばいいじゃないですか。』

ジンにね

ユンギはやめて(私のだから)

女A「なっ・・！」

女B「距離が近いって言ってんの！前にカウンター席にも座ってたでしょ？！あそこは特別な席だって知らないの？！」

『はい？意味がわからないんですが』

ただのカフェに特別な席もなにもないだろうよ

別にアイドルでもないし、距離が近くてもいいのでは？

女A「カウンターは彼女席なの！ジンオッパに話していいのも触れていいのも私だけなの！！！」

あ〜
なるほど

この子、ジンにフラれたのね
今カノなら堂々と座ればいいもんね

見当違いもいいとこだし
めんどくさ・・

JN「お客様。」

女が泣き出したところで噂のジンがやってきた

JN「他のお客様のご迷惑になりますので」

いつものアイドル級のキラキラスマイルはどこかへいき、めちゃくちゃ真顔でめちゃくちゃ怖い

女A「オッパ！！そんな言い方っ・・」

女B「そうよ！ユリはまだ・・」

JN「ここでそのようなお話はご遠慮ください。」

女A「もしかして・・その女が原因なの？！そうなんでしょ？！」

え、その女って私のこと？( ﾟдﾟ)

やめてよ
ただでさえ周りの視線が痛いのに
なんで関係ない私が肩身の狭い思いしなきゃなんないの？

もうユンギくるかな・・席移ろっかな・・

JN「お静かにお願いします。これ以上騒がれるなら・・」

完全に修羅場なのでコッソリ席を立とうとしたら

女B「あんた逃げる気？！」

『えっ、』

女A「待ちなさいよ！」

女が私の腕を掴もうとして

ガッシャーン！！！！

届きたてのコーヒーが私にかかった