優秀なバイトくん ページ3
コトン
JN「はい、どうぞ」
私の前にはいい匂いがするコーヒーカップが置かれた
湯気が立つそれを一口
ゴクッ
JN「どう?」
目力強めで見つめてくる
『・・美味しい、よ?』
JN「ほんと?w今の間は何だ?率直な意見は?」
『まぁ、前に飲んだ方が美味しいかなw』
JN「ヒャッヒャッw やっぱりかぁ〜!」
『え?』
やっぱりとは
JN「これ俺が淹れたの。前にAが飲んだのはバイトくんが淹れたやつ。」
『なるほど』
JN「コーヒー好きには違いがわかるみたいでさぁ〜。常連のおっちゃんにも言われたんだよね〜」
まぁ俺は紅茶専門だし?
ってエプロンについてる金色の"紅茶マイスター"と書かれたピンバッチを指差しながらもどこか悔しそうな顔
『マイスター?』
確かにソクジンは紅茶好きだけど
JN「独自で資格制度を作ったんだよw こういうのがある方が、モチベアップなるだろ?w 時給も上がるしさ。」
『へぇ〜。いいじゃんw』
JN「だろ?w」
『ちなみにそのバイトくんって・・』
JN「あぁ、最近入った子なんだけど、もうコーヒーマイスターバッチを手に入れて・・お、噂をすればきた。あの子だよ」
ソクジンの目線を追うと
『あ』
YG「え」
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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2023年6月6日 21時