私が猫を飼った日【YG】2 (ページ20)

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微睡ページ20

昨日あれからユンギはシャワーへと消えた

またしてもお預けをくらい、熱くなってしまった身体を
冷蔵庫の冷たい水でクールダウン

『うーん・・』

まだまだシャワーから帰ってきそうもないユンギをベッドで待ちながら色々考える

もしかして
私の身体に何か不具合でも？

キスはいいけど、それ以上は萎えてしまう何かを持ち合わせているとか？

布団を剥ぎ取り下着の隙間からこことか、あそことかをチェックしてみるけど

『どこもかしこも不具合に見える・・』汗

ヨジャドルみたいな身体だったらよかったのにな

『キスしてなんて、言わなきゃよかった・・』

欲張りな私は、もっともっとって

ユンギを求めてしまう

＝＝

『ん・・』

うっすら目を開けると眩しい朝日が入ってくる

あれからいつのまにか眠ってしまってたようだ

『重っ・・ってか苦し・・』

よく見るとユンギがシーツやら布団やらと一緒に私を抱きしめ(締め上げ？)ていて、身動きが取れない

片腕すらも出せず、完全に芋虫状態

『ユンギ・・ねぇユンギってば』

振り子のように身体を揺らして後ろにいるユンギをゆすってみるが腕が緩む気配もない

『離してよー』

モゾモゾ動いてみるとさらに腕が締まる

『ゔっ』

ダメ・・死ぬ

YG「ゔーん・・動くな・・」

『いや、苦しいのよ・・』

少し緩んだ腕

ホッと息つくと

今度は首筋にキスされた

YG「ヌナァ・・好き・・」

『っ！//』

寝ぼけ＋掠れた声＋ヌナ呼び＋パワーワード

＝キュン死

『わた、し、も・・//』

朝の彼はすっごく甘い

＝い

豪華な朝食を食べ、ゆっくりと着替える

YG「A」

『ん？』

YG「俺、これからバイトなんだよね・・」

『うん』

確かにシフト表はそうなってた
なんなら遅番だからここ(ホテル)を出たら夜まで会えない

YG「でもな、サラン先輩がさ、シフト変わってくれたから今日は早く終われる！」

『そうなの？よかったじゃん。帰りどこか寄ってくるの？』

めっちゃ嬉しそうに言うから買い物にでも行くのかと思ったのに

"デートしよっ！！"

あまりにキラキラスマイルで言うもんだから

可愛くてどうにかなりそうw