私が猫を飼った日【YG】2 (ページ15)

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予約のホテルページ15

YG side

ケーキを見て驚くA

でもその顔はとても嬉しそうで

サプライズ大成功じゃん？w

この寒い時期に誕生日でよかったよ
ケーキ冷蔵庫まで持って行く余裕がなくて玄関の収納に慌てて隠したんだからw

願い事をしてロウソクを消したA

可愛い口元から微かに聞こえるのは俺のことばっかりのお願い事で、最後にひとつだけ2人のことを願ってた

はぁ

可愛い

その願い俺が叶えるから

俺もずっとずっと
ヌナと一緒にいたい

YG「さぁ、行こっか。」

サプライズケーキの次は

もうひとつサプライズ！

『え、今から？どこに？』

YG「内緒」

『え、でもケーキ・・』

よほど食べたいんだろう
Aの目はケーキに釘づけw

ほんと甘いもの好きだよなw

YG「持っていって、向こうで食べよ？」

『うん』

＝＝

タクシーが目的地についた

やってきたのは有名人御用達ホテル

『え、ここ？』

YG「行くぞ」

『ちょ、ちょっと待って』

状況を飲み込めてないAの手を握り中へ

ホテルのロビーでオロオロしてるA
でも意地でも離さないって感じで右手にしっかりケーキの箱持ってるのが面白い

『ここ前にテレビに出てたよ。確か５つ星。こんな有名で高級なところにくる格好でもないのに・・何するの？』(小声)

YG「何って、泊まるんだよw」

『へっ？！』

少し大きな声を出したAは慌てて自分の口を押さえた

ホテリア「いらっしゃいませ。ご予約のお客様でしょうか？」

YG「はい、ミン・ユンギです。」

ホテリア「お調べ致します。・・はい、ミン・ユンギ様とお連れの方お二人でご予約頂いております。ありがとうございます。ではこちらにご記入下さい。」

ーごゆっくりどうぞ

俺たちはカードキーをもらいエレベーターへと進んだ

手続きの間も、今もAは一言も話さないまま
俺の手をぎゅっと握りしめてピッタリと寄り添っている

YG「そんなに緊張しなくても」

どの口が言ってんだと自分にツッコミをしながらAの様子を伺う

(俺だって色んな意味で緊張して心臓バクバク)

『だって・・こんなとこ、泊まるどころか足を踏み入れたこともないし//』

俺を見上げるAの目はウルウルしてて

あー色々ヤバい