私が猫を飼った日【YG】2 (ページ11)

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今日が一日目なのにページ11

廊下で息もできないくらいのキスをされた後

パッと私を離し

"俺、シャワー浴びてくるわ"

とお風呂へと消えた

私をひとり、廊下に残して

え
シャワー・・？

『な、に・・？』

この昂る気持ちと体をどうしてくれる？

"先に浴びてくるから待ってて"

的な感じではなかった
普通にいつも通りの感じ

嘘でしょ？
私たち今思い確かめ合ったし、そういう雰囲気だったんじゃないの？！

やっぱり男女のアレコレ知らないのかな
モテ大魔王のジミンが色々教えてるかと思ってたけど、まだまだピュアなままなのか

(いや、ピュアがいいけども)

でもそれにしてはキスが上手すぎるし

『はぁ・・掴めないわぁー・・』

えっろいユンギに反応してしまった私はリビングに戻り
篭る熱を逃すようにコップに入っていた水を一気に飲んだ

数十分後

何事もなかったかのようにシャワーから出てきたユンギ

『ねぇ、大丈夫？』

YG「何が？」

『なんかすごい遅くなかった？』

YG「え？いや、そんなことないと思うけど・・」

『あっそう』

いつも5分もあれば出てくるくせに
髭でも剃ってたのかな

あっちぃーと言いながら
冷蔵庫から水を取り出しグビグビ飲んでる

そんなユンギをリビングのソファの上からじっと見てる私

首にかけてるタオルにピトピトと落ちる髪の雫
水を飲むたび上下する喉仏
ピンク色の上気した肌

それらを見ていると逃した熱が私の中に戻ってくる

もっとキスしたい
なんならその先だって

私、完全に欲求不満だ

ユンギと両思いだってわかった瞬間
ユンギを求めてしまうなんて

ただのえろい女じゃん

って自分でもわかってる

でも、その、、

ユンギが欲しくて

"続きはしないんですか？"

そんなこと言ったら嫌われちゃうかな

でも
したいな