私が猫を飼った日【YG】2 (ページ2)

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世間は狭いページ2

辿り着いた先

そこは、以前ジウときた、
ソクジンのカフェだった

『世間は狭いってこのことね』

自分の家の近くにオープンしたカフェに行くとそこのオーナーが元彼でユンギがそこで働いていたなんて

時計を見ると、
ユンギの出勤まであと30分

入ろうか
やめようか

どうしたものか

少し離れたところから見ていたら

「何してんの」

『あ』

ソクジンに見つかった

JN「いらっしゃいませ。ハンサムなオーナーがお席までご案内しますよ。」

自らハンサムと言ってしまう人種
それでいてその通りだからツッコミもできない

(誰かさんも自分のこと可愛いとか言ってたな)

『どーもー』

ここにもいたわ
異性を感じない異性

＝＝

私は奥のカウンター席に案内された

『テラス席もいいけど、ここも落ち着いていいね。』

と言うとソクジンは、だろ？と笑った

JN「これメニューな」

落ち着いた店と正反対にカラフルでポップなメニューリスト

一緒に置いてくれた水の入ったガラスコップは薄い紫色で細かい模様がある

"俺が1番好きな色だ！"

ってクリスマスに紫色のマフラーあげたら喜んでたっけ。昔。

懐かし

JN「コップ見つめてなに感傷に浸ってんのさw」

『このコップ高いブランドだよね？それなのによく備品で導入したなーって思ってただけですー。』

JN「おかげさまで儲かってますから？w」

『さすが、経営学部主席卒業だけのことはあるね』

JN「で？何飲むの？ハンサム特製ミックスジュース？w」

キラキラスマイルで聞くソクジン

私の後ろからはキャー！っていう歓声？と、早速ミックスジュースを注文する声多数

うげ

そうだなぁ・・

あ、

『この店で1番美味しいコーヒーちょうだい。』