桜雨【YG】 (ページ11)

今日:5 hit、昨日:49 hit、合計:71,617 hit

大切なヒョンページ11

『ジョングク・・くん？』

JK「はい。そうです。」

伊達メガネの向こうには
くりくりとした大きな目

JK「テヒョイヒョン経由で、Aさんがここにいるって聞きました。」

『そう、なの』

テヒョン経由でソジュンオッパに連絡したんだろう
あそこはウガウガ会で繋がっているから

JK「僕ね、今罰ゲーム中なんですよ」

ほら、と両手にぶら下がったパンパンのコンビニ袋を見せてくる

JK「僕たち、メンバーとパーティーしてるんです。僕らの彼女とかも、みーんな呼んで」

『うん。知ってるよ』

JK「あれ？知ってたんですか？知っててユンギヒョンのこと、ほったらかして、こんな所で、沢山の男の人と遊んでたんですか？」

口元は笑ってるけど
目が全然笑ってない

『あの、それは、、でも私今から・

「は？」

上から降ってきたのは
地を這うような低い声

JK「今から、なに？」

『まだ、間に合うなら・・』

JK「もう遅いですよ。」

『っ』

JK「人の気持ちって、そんな簡単じゃないです。あなたにはわかりません。ヒョンが、どんな気持ちで、今、みんなといるのか。」

わいわいとした空気の中
1人でいるユンギを想像した

JK「なんでそんなことできんの？あんたが今日参加できるって言ったんじゃん！」

『それ、は・・』

JK「ヒョン本当は今日仕事だったんだ。でもあんたが参加するっていうから、リスケして、1ヶ月前から今日のためにパンパンに予定詰め込んで、ほとんど寝ずに作業して・・」

『え・・』

そんなの

そんなことって・・ユンギ一言も・・

JK「サイテーだな。そんなことしておいて、で？時間が余ったから今から行ってあげてもいいよって？ふざけんなよ！！」