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『ん・・』
スッと目が覚めた
辺りはまだ薄暗い
隣にはスヤスヤ眠るユンギ
彼の少し甘い匂いと
優しい体温が私を包み込んでいた
昨日の嫌な出来事は
まるで夢だったみたいにユンギの愛によってキレイに上書きされた
『ありがとう』
可愛い唇にキスを落とす
徐々に明るくなってきた空
時間はもうすぐ6時
そろそろ起きて
取締役会に行く準備
『フゥー・・』
起きあがろうとすると
YG「どこ行くんだ・・」
掠れた低いセクシーボイスとともに
ユンギとの隙間が埋まった
『ごめん、起こした』
YG「ん・・お姫様が王子様に・・キスしたら起きないと・・ディズニーだとそんな感じだろ・・？」
なぜ急にディズニー？w
まだ半分しか開いてない目で何言ってんのw
そんなところも可愛いけど
『違うし、逆だしw』
王子様がお姫様にするんだよ？
寝ぼけてる？
YG「だいたい一緒だろ。細かいこと気にすんな。」
ふわぁあーとあくびして目を擦るユンギ
可愛いからちょっと揶揄いたくなった
『ふーん？じゃあ、なんでキスで目覚めるか知ってる？』
YG「そりゃあ、あれだろ、呪いが解けるからだろ。」
呪い
ユンギがそういうと何だか可愛く聞こえるの何でだろ
『ほう』
YG「なんだよ？w」
『気持ちいいから目覚めるんだよ。』
チュッ
YG「っ///」
『ふふふ』
珍しく顔を赤くした彼は
すごく可愛い
＝＝
YG「なぁ、、本当に行くのか？わざわざ傷つきに行くことないんじゃないか？あいつの母親が何するか、何を言うかわかんねぇだろ？」
さっきから準備する私にくっついて回る
心配症ひっつき虫ユンギ
『大丈夫だから』
口ではそう言っているが
本当は行きたくない
逃げたくて仕方がない
なんで社長になんかなってしまったんだろうって後悔してる
やっぱり私には向いてない
ただの管理人でいればよかったって
そうしたらこんな辛いことも無かったのにって
でもね
『私が始めたから。私が終わらせる。お父さんの会社を、守るの。』
意志は堅かった
YG「はぁー、ほんと頑固っていうか、なんて言うかw」
ユンギはフッと呆れたように笑って言った
"だったら俺も連れて行け"
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ミンの甘露煮(プロフ) - みかんさん» いつもコメありがとうございました。甘露煮は昨年の今頃は何してたのかなぁなんてもう思い出せないくらいですw みかんさんのサブ携帯からメイン携帯へこのお話が渡り歩けて嬉しく思いますw また新しいお話考えてますので、是非よろしくお願いします。 (11月28日 7時) (
レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新されるのがいつも楽しみで待ってました^^。完結おめでとうございます🎉そしてありがとうございました😊 (11月27日 21時) (レス) id: da0d86a5f1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 完結おめでとうございます!!🎉😊このお話に初めて会った時はサブの携帯で読んでいました。今はサブの携帯が使えなくなったのは去年の12月頃。このお話はなんだか懐かしい気分になります😊 (11月27日 21時) (レス) id: da0d86a5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - ページがいっぱいだったのでこちらでお礼を言わせてください！無事に完結いたしました。ありがとうございました！約1年に渡り連載しました。いやぁ長かったwこれも皆様の応援あってこそです。❤️、コメ、沢山ありがとうございました！また次の作品で！ (11月27日 12時) (レス) @page50 id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - みかんさん» ふふ。吹かなくてよかったですwユンギさんの心の葛藤？でもないんですが伝わればいいなぁと思います。 (11月18日 22時) (レス) @page45 id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2022年10月8日 13時
