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取締役会を翌日に控えた夜
明日頑張れる勇気が欲しくて、ユンギの匂いがする布団や、枕を抱きしめていた。
『ユンギ・・』
くんくん
母からグループを奪還するネタは
もう揃ってる
父の派閥の同意も確約してある。
おそらく、
このことは上手くいくだろう。
だけど、
なんか胸がザワザワする
これはなんだろう。
Aユンギ、おやすみ。私、明日仕事頑張るね。
『もう寝よ。』
眠れない気がするけど目だけでも閉じておこう。
すると、
ガチャガチャと音を立てた玄関のドア
『え、ユンギ？』
いや、
そんなはずない
彼は
今アメリカのはず
カトクだって既読すらついてないし
『え、誰・・？』
ジウンは日本へ出張だと言っていた。
それに彼なら、
あんな風にガチャガチャせずに
インターホンを押すはずだ
まさかの母・・いや、カードキーを持ってないからエレベーターが起動しないはず。
残るは・・
スッ
スッ
なるべく足音を立てず
静かに玄関へ向かう
ここは最上階
他にここへ辿り着けるのは
ソンジュンしかいない。
ドアスコープから覗くと
『っ！』
一瞬で全身に鳥肌が立つほどの形相をした
『ソンジュン・・』
分厚いドアの向こうから微かに聞こえてくる
私の名を呼ぶ声
"ハァ、、Aさん・・僕の・・僕のAさん・・ハァ、ハァ、、"
ガタンッ！
カ・・チャン
『はっ！』
今、、カギ、
開く音、した？
『ど、どうしよ・・ユンギ！ジウン！あ、あ、け、警察！！』
スマホ！！
スマホだ！！
どこ置いたっけ！？
もつれる足で廊下を走り
スマホを探す
あ、
誰に先に言えば・・
怖い！！
怖いよ！！！
徐々に迫り来る足音に
スマホを持つ手はブルブルと震える
恐怖でぐちゃぐちゃの頭でかける相手を探し
なんとか画面をタップする
プルルルル
プルルルル
『た、助けt』
ピッ
『！！！！！！！』
汗ばんだ両手からスッと引き抜かれたスマホ
それと同時に腰に回る知らない腕
「誰に、電話していたの？
・・Aさん？」
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ミンの甘露煮(プロフ) - みかんさん» いつもコメありがとうございました。甘露煮は昨年の今頃は何してたのかなぁなんてもう思い出せないくらいですw みかんさんのサブ携帯からメイン携帯へこのお話が渡り歩けて嬉しく思いますw また新しいお話考えてますので、是非よろしくお願いします。 (11月28日 7時) (
レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新されるのがいつも楽しみで待ってました^^。完結おめでとうございます🎉そしてありがとうございました😊 (11月27日 21時) (レス) id: da0d86a5f1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 完結おめでとうございます!!🎉😊このお話に初めて会った時はサブの携帯で読んでいました。今はサブの携帯が使えなくなったのは去年の12月頃。このお話はなんだか懐かしい気分になります😊 (11月27日 21時) (レス) id: da0d86a5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - ページがいっぱいだったのでこちらでお礼を言わせてください！無事に完結いたしました。ありがとうございました！約1年に渡り連載しました。いやぁ長かったwこれも皆様の応援あってこそです。❤️、コメ、沢山ありがとうございました！また次の作品で！ (11月27日 12時) (レス) @page50 id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - みかんさん» ふふ。吹かなくてよかったですwユンギさんの心の葛藤？でもないんですが伝わればいいなぁと思います。 (11月18日 22時) (レス) @page45 id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2022年10月8日 13時
