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私、嬉しいんだよ？
ユンギを助けられて
それに怖くなんてない
あなたの声を聞いて死ねるなら
私、充分だよ
『ハァ・・ハァ・・』
熱い・・・
周りが火で真っ赤だよ
目から溢れる涙さえも炎の熱で乾いちゃうね・・
ユンギ・・・
ユンギ・・
やっぱり
怖いよ・・
もう一度
手を握って欲しかった
もう一度
抱きしめて欲しかった
もう一度・・
キスして
愛してるよって
ねぇ、ユンギ
私のこと
忘れないで
死ぬまで
忘れないで
最初で最後の
白くて、優しい私の彼
『ユンギ・・・愛してる』
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
100年後
YG side
「A・・お前がここに入ってもう100年だよ。早えーな。
・・なぁ、そろそろ出てきてもいいんじゃね？俺さ、待ちくたびれたんだけど？」
愛しい人の名前だけが書かれた
冷たい墓石を撫でる
TH「真夜中の墓地で独り言って映画みたいだね。ヴァンパイア役のオーディション受けたら？w」
霧の中から現れたテヒョン
「ヴァンパイア役か・・今なら即採用だろうなw」
ハハっと笑うユンギの口元には、きらりと光る牙
TH「なぁユンギ、いつまで待つつもり？Aはあの日・・」
「わかってる。」
Aはあの日・・俺を救った
自分の血を全て俺に与えて
今でもハッキリ覚えてる
あの、真っ赤な炎を
最後に耳に届いた
"愛してる"を
TH「完全に燃えてしまう前に棺に入れて、色々処置したけど、100年待っても目覚めないならもう・・無理だと思う」
悲しげなテヒョン
「でも俺は・・待つよ。Aに会いたいから。」
長く生きるんだ
好きな人を想って過ごすなんて、ロマンチックだろ？
だから、俺は死ぬ日までずっとAを待ってる
もしかしたら、突然"お腹減った〜"って起きてくるかもしんねーし？
TH「相変わらず一途だね。まぁ、ユンギの生みの親だし、仕方ないか。突然変異だけど〜w」
「あぁ。ヴァンパイアとしての生みの親で、俺の最愛の人。そんな人、そうそういないだろ？w」
TH「まぁねw 待つのも悪くないか〜どうせ俺ら、長く生きるし？w」
"早く出てこいよ。腕相撲、次は負けないから"
テヒョンは墓石を一撫でしてまた霧に消えた
待ってるよ
いつまでも
赤い目をした君へ
愛を紡ぎながら
完
終わり
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ミンの甘露煮(プロフ) - 下村早苗さん» コメありがとうございます。更新はちょっと止まってます。この後どうしようかなぁ〜と悩んでます。他のお話は何もしていないのですが、ずっと本日更新になってます。謎ですw 紛らわしいので、更新時間を消すように設定変更しました！亀更新ですが、よろしくです！ (2022年10月20日 21時) (
レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
下村早苗(プロフ) - お話32話から更新されていません(>▂<)後、ずっと本日更新になっていますが初めてお話を読ませて頂いて三日くらい経っていますが大丈夫ですか？本物のストーリーの続きが読める更新はいつですか？ (2022年10月19日 23時) (レス) id: 27bf09a1e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2022年10月14日 21時
