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車の運転手の姿が見えない
救助をするわけでもなく、どこに行ったのか
『逃げた・・？』
あたりを見回すと少し離れたところに
運転手らしきオッサンを発見
事故から5分くらい経過しているが、未だにパトカーや救急車のサイレンが聞こえない
『あの人通報しないつもり？』
あたりに人影はなく、逃げられないこともない
あんな状態のバイクを放ってさすがにそんな事しないだろうと思った矢先
運転席に戻ったオッサンは荒々しくドアを閉めてエンジンをかけた
完全に逃げる気じゃん
いくらバイクの人が死んでるからって・・
ふふふw
私のご飯(悪人)みーつけた！
ご飯を食べにビルの下へ飛び降りようとしたら
高性能な私の耳に微かに届いた声
「・・・た、すけて・・」
『ウソ、バイクの人まだ生きてんじゃん！』
あのまま車が動くと今度こそダメだろう
私は慌ててビルから飛び降りた
『悪人さん、逃げたらダメよ？』
バッグで動き出そうとした車を片手で押さえ
もう片方の手でボディーの横側を掴んで横転させた
運転手「わぁああ！！何だ？！何が起こった？！」
ひっくり返った車からオッサンが飛び出てきた
『あんた何逃げようとしてんの？』
運転手「お前、なにもんだ？！車、どうやって、どうしたんだ？！」
ちょっとパニックなオッサン
スッと近寄り目を見る
『黙ってここに立ってなさい。一ミリも動かずに』
運転手「・・はい」
光をなくし、遠くを見るオッサンの目
よし。暗示にかかった。
私は下敷きになっていたバイクの所へ向かう
そこには金髪の青年が血だらけになり倒れていた
「うっ・・くっ・・」
痛みから身を捩った時
ふわぁと
甘美な
血の匂いが広がった
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ミンの甘露煮(プロフ) - 下村早苗さん» コメありがとうございます。更新はちょっと止まってます。この後どうしようかなぁ〜と悩んでます。他のお話は何もしていないのですが、ずっと本日更新になってます。謎ですw 紛らわしいので、更新時間を消すように設定変更しました！亀更新ですが、よろしくです！ (2022年10月20日 21時) (
レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
下村早苗(プロフ) - お話32話から更新されていません(>▂<)後、ずっと本日更新になっていますが初めてお話を読ませて頂いて三日くらい経っていますが大丈夫ですか？本物のストーリーの続きが読める更新はいつですか？ (2022年10月19日 23時) (レス) id: 27bf09a1e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2022年10月14日 21時
