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『ん・・』
目を開けると見たことない部屋だった
作業室?かな。機材がたくさんある。
体にはユンギのジャケットとブランケット
部屋にはコーヒーの匂いとユンギの匂い
ピー♪
ガチャ
YG「あ、目覚めたのか。」
『う・・ん。』
ユンギの手には中身がぎっしり入ったコンビニの袋
ユンギはソファの空いているところに座ると
YG「ごめん。さっきは。俺のせいで、Aを危険な目に遭わせた。」
『ユンギ・・もう、、怒ってない?』
YG「あぁ。Aは悪くない。酷いこと言ってごめん。イライラしてて八つ当たりした。Aがなにもできないなんて嘘だよ。Aが来たことで、いい方向へ変わるのはすぐにわかった。でも変わるのが怖かった。俺、ほんとはAの歌が好きだ。今日のこと、今までのこと、許してほしい。」
私の歌が・・?
そんな風に思ってくれてたなんて
『もちろん。勝手なことして私こそごめん。それに、ありがと。助けてくれて。服も・・あっ、運んでくれたし・・』
YG「いいんだ。他に怪我はないか?」
『他って・・?』
YG「手を少し切ってた。手当はしたんだけど、痛いだろ?」
『えっ、あ、全然?気づかなかった。』
YG「それほど怖かったんだよ。・・・なぁ、・・戻ってきてくれるか?」
『うん。』
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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年5月28日 18時