7 ページ7
YG「A、俺さ・・今回はちょっときついかも」
私を見たユンギは
ハハッと自嘲して
一粒の涙を流した
『ユンギ!』
ギュウウ
私は車に飛び乗りユンギを強く抱きしめた
YG「何か、、何かわかんねーけど、色んな気持ちが重なって・・いつもならなんでもない事も、すごく辛い・・。ただ寝不足なだけかもしれないし、ただ忙しくて気が立ってるからかもしれないけど、俺・・」
『大丈夫。大丈夫だよユンギ』
私の背中に渡した手は、少し震えていた
私たちは何も話さず、ただずっと抱きしめ合っていた
30分程経った頃だろうか
ユンギは自分から私の体を離した
YG「A、おまじないして」
『おまじない・・?』
YG「ん。強くなれる、おまじない」
史上最強に可愛いことを言ったユンギはそっと目を閉じた
『ユンギ・・何があってもあなたを愛してる。ずっと一緒だよ』
"大丈夫"
彼の唇に自分の唇を重ねる
いつもより少し冷たかったユンギの唇は、徐々に温かさを取り戻した
ゆっくりと目を開き、真っ直ぐに私を見たのは、
ユンギじゃなくて"SUGA"の顔だった
"ARMYが待ってるから俺、行くよ"
意を決したようにそう言って、彼は車を降りた
1021人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミンの甘露煮(プロフ) - labochanさん» ありがとうございますー!! (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
labochan(プロフ) - ミンの甘露煮様、面白かったですー!! (2022年10月7日 22時) (レス) @page50 id: d595d7297e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年9月22日 22時