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YG「A、俺さ・・今回はちょっときついかも」





私を見たユンギは
ハハッと自嘲して




一粒の涙を流した














『ユンギ!』




ギュウウ


私は車に飛び乗りユンギを強く抱きしめた









YG「何か、、何かわかんねーけど、色んな気持ちが重なって・・いつもならなんでもない事も、すごく辛い・・。ただ寝不足なだけかもしれないし、ただ忙しくて気が立ってるからかもしれないけど、俺・・」





『大丈夫。大丈夫だよユンギ』


私の背中に渡した手は、少し震えていた






私たちは何も話さず、ただずっと抱きしめ合っていた





30分程経った頃だろうか

ユンギは自分から私の体を離した






YG「A、おまじないして」









『おまじない・・?』









YG「ん。強くなれる、おまじない」




史上最強に可愛いことを言ったユンギはそっと目を閉じた








『ユンギ・・何があってもあなたを愛してる。ずっと一緒だよ』





"大丈夫"







彼の唇に自分の唇を重ねる






いつもより少し冷たかったユンギの唇は、徐々に温かさを取り戻した
















ゆっくりと目を開き、真っ直ぐに私を見たのは、





ユンギじゃなくて"SUGA"の顔だった









"ARMYが待ってるから俺、行くよ"






意を決したようにそう言って、彼は車を降りた

8→←6



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設定タグ:BTS , SUGA , ユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - labochanさん» ありがとうございますー!! (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
labochan(プロフ) - ミンの甘露煮様、面白かったですー!! (2022年10月7日 22時) (レス) @page50 id: d595d7297e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年9月22日 22時

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