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『サセン・・』
その重くて怖い言葉はグッと胸の中に突き刺さる
サランを追いかけてたサセンは最近大人しかった
私もユンギと幸せな時間を過ごしてたし、すっかり存在を忘れるほどだったが
PD「マネージャーや他のボディガードからサセンについての報告がいくつか上がってきてる。メンバーにはまだ知らせてない。最近、なんか調子が良さそうだしな」
『そうですか・・』
メンバーやユンギに何かあったら私は耐えられない
『命をかけて、守り抜きます』
PD「頼りにしてるよ」
"自分も守れ。それが警護課に戻す条件だ。"
いつも鋭い眼鏡の奥
今のタヌキは
優しさで溢れてた
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翌日
私はまたもや飛行機に乗っている
広報としてではない
ボディガードとして、彼らとともにいるためだ
昨日帰ってから速攻で出された辞令
PD「思い立ったが吉日、だろ?明日からワールドツアーに同行しろ。これは命令だw」
『はい!喜んで!社長!』
大好き!
思わずそう叫んでしまったのは許してねw
『お疲れ様です。警護課のパク・Aです』
ネームタグをゲート係員に提示する
(このどのエリアでも入れるパスがどんだけ恋しかったことかw)
係員「お疲れ様です!メンバーの方はセキュリティゾーンにいらっしゃいます」
『わかりました。ありがとうございます』
いくつもあるチェックゲートを抜け
いざ、ご対面w
『お疲れ様です。皆さん』
私の声に振り向いたメンバー
オール「ヌナァアア!!!!!!」
耳をつん裂くほどの大歓声と身を裂かれるほどの熱いハグw
『くる・・しっ・・!』
ベリベリと1人ずつ剥がされ、最後に私を包んだのは
ユンギの体だった
YG「お帰り」
『ただいま』
めでたくBTSのボディガードへ返り咲いた私
JU「やっぱ相棒はお前じゃねーとダメだわw」
そう言って歓迎してくれたジウン
私、今の人生幸せです!
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ミンの甘露煮(プロフ) - labochanさん» ありがとうございますー!! (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
labochan(プロフ) - ミンの甘露煮様、面白かったですー!! (2022年10月7日 22時) (レス) @page50 id: d595d7297e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年9月22日 22時