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なんとか1人で守り抜き
今日がタヌキと過ごす最終日
PD「最後は一緒に食事でもしようか」
『え・・遠慮s』
PD「いいの?辞令どうしよっかなぁ〜」
『喜んで。社長』
PD「ほんと君ってユンギのこと好きだよね」
ケチ認定を撤回しよう
タヌキ社長は高級フレンチフルコースをご馳走してくれた
目の前にいるのがタヌキじゃなくてユンギだったら
プロポーズでもされるんじゃないかってくらいステキなレストランだった
PD「今回、君の働きを間近で見てよく分かった。君はボディガードとして素晴らしい。それは認めざるを得なかったよ」
『ありがとうございます』
うわぁ!普通に嬉しい!!
PD「熱愛報道も収束したし、君を戻そうと思う」
『本当ですか?!ありがとうございます!!』
PD「僕ね、実は、、君とユンギのことは初めから反対してなかったんだ」
『へ?』
めっちゃ間抜けな声が出た
PD「あの時の報道は加熱し過ぎてた。ユンギもそうだが、君のことも守りたかったんだ。君は、ユンギが大切にしてる人だし、大切な社員だから」
『社長・・』
PD「正直、少し試したところもあったよ?wユンギと離れて、本当に言いつけを守れるか、ユンギとの関係が終わらないか。君の気持ちが本物なら、公表しても良いくらい、認めてあげようって思ってたから。まぁ実際ユンギは、"公表したい"って言ってきたしねw」
『ユンギが・・そんなこと』
私には何も言わなかったのに
社長に公表したいだなんて言ってくれたことが堪らなく嬉しい
PD「認めるよ。社長として、会社として。公表したいならしろ。そうユンギにも言ってやれw」
『あ・・あ、ありがとうございますっ!!』
嬉しくて涙が出る
PD「おいおい泣くなよwパワハラしたってマスコミに書かれたらどうするんだw」
『スミマセン・・グスッ』
PD「ただ、俺の心配事はなくなってない。だから、警護課に戻すってのもあるんだけどな・・」
嬉しい気持ちより不安な気持ちがどっと増える
『何ですか・・?』
PD「サセンだよ」
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ミンの甘露煮(プロフ) - labochanさん» ありがとうございますー!! (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
labochan(プロフ) - ミンの甘露煮様、面白かったですー!! (2022年10月7日 22時) (レス) @page50 id: d595d7297e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年9月22日 22時