Second life【YG】2 (ページ39)

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ユンギは私の肩にぐりぐりと顔を押し当てる

YG「離れると、会えないと、寂しくて、辛くて・・Aの声も、体温も、匂いもない家がどれだけ辛かったか」

『その割に・・』

カトクスルーしたじゃない？って口から出そうになる

YG「ん？」

『いや、何でもない』

言わないでおこう
私への想いは充分感じるし
またへんな雰囲気なったら嫌だし

YG「A〜？今話したとこだろ〜？隠し事しないって」

『うーん・・そうね、、いや、そう思ってくれてたのに、カトクスルーは何でだろって、思って、さ・・？』

チラッと上目遣いで見る

YG「え、スルー？！ちょっとまって！」

ユンギは私から腕を離しテーブルに置いたスマホに手を伸ばす

YG「そんなはずは・・ほらA！俺のカトクに何もきてないよ？」

ユンギのスマホの画面をみても
確かに私からのメッセージはなかった

『え？！』

YG「だって俺、寂しくて毎日今までのやりとり見返してたから、通知きたらすぐわかるよ」

『え・・私と同じことしてるじゃんw』

YG「そなの？w」

『私・・誰に送ったんだろ』

私もスマホに手を伸ばし、確認しようと画面を・・

開けなかった

さっきの事件でバキバキの粉々だったんだ(￣▽￣;)

YG「おい、何だよその画面は」

『さっき絡んできた人に壊されちゃってさ』

YG「はぁ・・もう一人で出歩くな。お前は怪我をしすぎ。わかったか？」

『はーい。善処しまーすw』

ひとりで出歩かないなんて無理だけど、
そう言ってくれるのがとても嬉しい

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翌日

可哀想な状態になったスマホをショップに持って行くと
カトク送ったのに送れてない問題の答えが見つかった

私が送ったメッセージは

ユンギの前のアカウントに送ってた

寂しくてメッセージを見返してた時、消さずにいた前のアカウントのところで送っていたみたい(´･_･`)

ほんと、自分が情けないよw
使ってないアカウントに送って返ってくるわけないじゃんw

Aということでした。
お騒がせしましたw

また自然にカトクできることが嬉しい

ユンギA・・お前ってやつは・・

Aバカです。言われる前に言います。バカですw

ユンギ可愛いよw