Second life【YG】2 (ページ38)

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あれから何度も愛し合って
そのまま2人でブランケットにくるまった

狭いソファの上で向き合って抱き合う

誰かがきたら間違いなくヤバい状態だが、まぁこんな時間だし来ないだろう(たぶん)

『ユンギ・・』

YG「ん？」

私を見つめる目が優しい

"大丈夫だ"と言ってくれているようだ

『この半年のこと、聞いてくれる？』

YG「ん。聞かせて？」

大きな手で私の手を包み込んでくれる

『あのね、、』

あの日、地下駐車場で社長に見られていたこと
それが理由で海外広報課に飛ばされたこと

同棲の解除も、会わないのも、別れなくてもいいための条件だったこと
ユンギに話すなと言われていたこと

ユンギの家に帰りたくて、最低限の荷物しか持ってこなかったこと
社長が雇った派遣ボディーガードは私たちの監視も兼ねているということ

YG「A、ごめんな」

『何でユンギが謝るの』

YG「ひとりで辛い思いさせてごめん」

『私が黙ってたからでしょ。ユンギは悪くないよ？』

YG「いや、俺が話を聞こうとしなかったからだよ。俺さ、あの時結構ショックで、Aとちゃんと向き合えなかった。何で話してくれなかったんだろ、彼氏なのにってそんなことばっか考えて・・。

報道のこともあったし、俺のそばにいるのが嫌になったのかなって、自信失くして・・Aの本当の気持ちに気づけなかった。」

『嫌になることなんて、一生ないよ？私ね、ユンギのこと好き過ぎるからw』

YG「A・・俺も、好き過ぎる。好き過ぎて、辛いし、怖い。」

YG「A、俺、これからはちゃんと話聞くし、俺も気持ち話すからさ・・

嘘はつかないで。俺に、隠し事しないで？」

『うん。わかった』