Second life【YG】2 (ページ32)

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男A「諦めて俺と一緒にこいよ」

『遠慮します・・よっ！』

クルクル回る刃先を避けて男の腹にグーパン

最後に脳天踵落とし

ドサッ

男は気絶した

見ていたギャラリーに警察への通報を頼み
私は足早に立ち去った

こんなことが事務所にバレたら今度こそクビだ

(一応プロなので、いくら攻撃を受けても打ちのめすのはダメなのだ)

繁華街を抜け、人通りが少なくなった住宅街

切られた腕がズキズキする

思っていたより傷が深い
ブラウスが真っ赤に染まっている

『あー情けな・・体鈍ってるなぁ〜』

現役の時ならこんな事にはならなかっただろうに( ´_ゝ`)

多分縫わないといけないレベル

でも普通の病院行ったら事情を聞かれて警察に通報されるし・・

『事務所の医務室行くしかないか』

持っていたタオルで腕を縛り、タクシーで事務所へ向かった

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医務室

『すみませーん。パク先生いらっしゃいますか？』

看護師「あ、Aさん！お久しぶりですね。先生は今他の方の処置中なんです」

『そうですか。では、待ってます』

看護師「どうされました・・？あら大変！血だらけじゃない！」

『へへ』

看護師「先生ー！急患です！」

パタパタと看護師さんは奥の部屋へ走って行った

別に急がなくてもいいのに

パタパタ

パタパタ

パク先生「Aさん！血だらけだって？！何したの？！」

慌てて来た先生

『ちょっと切られちゃって・・。先の患者さんは大丈夫ですか？』

パク先生「大丈夫！それより君だよ！切られたって誰に！？」

『なんか絡まれちゃって・・病院行ったら通報されそうでしょ？w 頼れるの先生しかいなくて』

パク先生「ほんと君ってボディーガードじゃなくなっても怪我しちゃうんだね」苦笑

『スミマセン』

パク先生「傷が深いから縫うよ。麻酔するから第一処置室に行ってくれる？」

『はい』