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あの日



飲みに飲んだ私たち

最後には仕事のこと、家のこと、恋愛のこと、色んな話をしていた




それからというもの
毎週末にご飯に行くようになった私たち





今ではすっかりお友達だ







「Aさん!」




『ジウンちゃーん!』






席に私を見つけて手を振るジウンちゃん

前より顔色が良くなって少しふっくらした









「今日はAさんに報告があって」




『え、何?!彼氏できたとか?!』




「違いますよー!私、転職先決まったんです!」





『マジー?!やったじゃん!!!おめでとうー!!!』









ジウンちゃんは2週間前退職願を出し、有休消化中だった








「ほんとAさんのお陰ですよ!感謝しかないです!」




『何言ってんのw何もしてないよ!』




「いえいえ、Aさんがいなかったら、私きっと今頃生きてないですから」





『大袈裟だよ』





「何言ってるんですか!本気ですよ。ただね、」





急に暗くなった顔




『どうしたの?嫌がらせでもされた?』




「違うんです。あの・・転職先、大邱なんですよ・・」





『え・・』






「もう、こうして飲めなくなるんです」






うわ

寂しくて泣きそう

数少ない私のお友達が・・







『そっか・・寂しくなる・・。ねぇ、長期休暇には、会いに行ってもいい?』




「ええ!もちろんです。私たちお友達でしょ?w」



















『じゃあねジウンちゃん!元気でね!』




「Aさんも!本当に今までありがとう!夏休み待ってるね!」



最高の笑顔で手を振った彼女


見送るって言ったのに先に行ってって譲らなくて
私は先に歩き出した








ツー



頬を伝う涙




彼女を救えてよかった

私のようにならなくてよかった






『でも、寂しいね・・』

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作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - labochanさん» ありがとうございますー!! (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
labochan(プロフ) - ミンの甘露煮様、面白かったですー!! (2022年10月7日 22時) (レス) @page50 id: d595d7297e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年9月22日 22時

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