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second ページ8

悠佑side


まろと部屋の片付けとかしとったら、なんか赤組が家荒らしにきた…


今日ってオリ曲についての話し合いじゃなかったっけ？


あと来てへんのは…いむしょーか


赤組が部屋を荒らし尽くして、飽きたのかソファでくつろぎ出した


い「なぁ？いむしょー遅ない？もう集合時間15分ぐらい過ぎてんねんけど」


り「さぁ？どうせ、ほとけっちが寝坊とかしてるんじゃないの？」


な「なにも連絡きてないけどなぁ…」


悠「一応連絡入れてみるか」


な「そうだね。あにき、お願いできる？」


悠「任せとけ」


俺は、初兎との通話ボタンをタップした。


発信音が数回聞こえたあと、初兎の息の切れた声が聞こえた


初「はぁっ、ゆっ…、くん、ゴホッ、ゲホッ…はぁ、どないしたん？」


悠「お前こそどないしてん。息めっちゃ切れとるし、もう集合時間過ぎとるけど？」


初「まじかよ…実はさ、いむくん、家に居らんかったんよね…」


悠「はぁ？どうゆうことやねん」


初「前、いむくんが勝手な行動ばっかり取るからGPS付けたんよ、そしたらさ、圏外やってさ…、最後の場所が山の登山口なんよ。せやから、山登ったんちゃうかなぁ〜っね思うんけど。どう思う？」


悠「GPSの意味ないやん…勝手な行動しかとらんなぁ、とりあえず、みんなで探しに行くか」


初「ほんまごめんなぁ？昨日の晩あんなに釘刺しといたのに…」


悠「いや、初兎は悪ないで」


初「とりあえず、悠くん家行くな？」


悠「はいはーい」


そこで通話は切れた


…どーゆーことや？


普通会議ある日に山登るか？


頭をフル回転させても、ほとけの思考回路はどうも読めない


な「いむしょーどうだった？」


悠「あー、なんか………」


どない言うたらええんや…


り「？どうだったの？」


悠「単刀直入に言うとなぁ…ほとけが消えた、かなぁ」


単刀直入に言いすぎたか？


いや、でもわかりやすい方がええよな


い「はぁ？あいつ何しとんねん。あほとけがよぉ、はよ探しに行こーや」


悠「いや、もう初兎が来るはずやから…」


そこでピンポーンと家のチャイムが鳴った


り「りうら出る〜」


初「ごめん、遅なった」


悠「ほな、行こか」


い「どこ行くん？目処はついとるん？」


初「とりあえず、車で事情は話すから…悠くん車出せる？」


悠「任せとけ。はよ行こか、なんかあんまりいい予感せんわ」


俺は四人が車に乗り込んだことを確認したと同時にアクセルを思い切り踏んだ

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