赤組《証》 ページ47
桃side
今日もいつも通り起きて、仕事して、食べて、仕事して、帰宅する
いつも、俺の帰りをまだかまだかと待ってて、いつまでも俺が帰ってくるまで起きてる可愛い彼女に出迎えられる
だからこそ仕事に疲れることはなくて、いつも行きよりもはるかに軽い足取りで帰路を行く
今日もそうだ。
朝から、いってらっしゃのちゅーをしてもらって…
朝のことを思い出しているといつの間にか、家の前。
電気も点いてるし、今日も待っててくれてる
扉を引いて、ただいまーと呟く
いつもなら、とてとてと走ってきておかえりっと言ってくれるのに、人影はなく誰もいないように感じた
いそいで、手を洗って愛しの彼女、りうらを探す
な「りうらー?りうらー?」
残る部屋は寝室のみ
おそるおそるドアに手をかけて扉を引く
ガチャという音と、おそらく一定のリズムで刻まれるりうらの寝息であろう息が聞こえる
ほっと、胸を撫で下ろす
そこからは本当に素早く行動した
いつもは、たくさん食べる晩御飯もダイエットのためと自分に嘘をついて、
いつもなら、長く入るお風呂もりうらが一緒じゃないからと早く上がり、
再び寝室のドアに手をかける
また、りうらの寝息が聞こえて安心する
そっと、りうらに近づいて隣に入る
り「んん、…」
寒いのか、俺の胸に頭をすり寄せてくる
な「ふふ、…お疲れ様。」
今日の一日をりうらがどのように過ごしたのかは知らないけれど、随分と疲れることがあったのだろう
サラサラの髪を撫でる
ふと、りうらの首元に目が行き、息が詰まる
見覚えも、つけた覚えもない、大量の赤い花が咲いていたから
ぶつぶつしているわけでも、荒れているわけでもないから、肌の調子が悪いとかじゃない。
、浮気 … 、 ?
疲れているのかと思ったけど、そーゆーことをしてきたってこと?
俺とはほぼ毎日してるから、欲求不満ってわけじゃないはずなのに、
俺じゃ満足できない…そうか。
ごめんな、りうら。満足行くまでしてやるよ、。
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紺色で藍色のウミ(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» リクエストありがとうございます。いつもお待たせしてしまう形となってしまい、申し訳ございません。できる限り早く投稿はしますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月19日 20時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
るり(もしよかったら小説見てください)(プロフ) - リクエスト失礼します。元カレに無理矢理やられている赤くんを桃くんが助けて、消毒するお話をお願いしたいです…! (2023年1月18日 8時) (レス) id: 2b382da3ef (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - のあさん» 遅くなるかもしれませんが、それでもよいなら全然大丈夫です!! (2023年1月5日 14時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - リクエストよろしいですか? (2023年1月4日 22時) (レス) @page39 id: b839ec65b8 (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - にゃにゃにゃぁさん» 何回でもリクエストしていただくと、とても嬉しいです。全く問題ありませんよ。リクエストありがとうございます。三賀日?は少し忙しいので、いつ投稿できるかはわかりませんが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月1日 23時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
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