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青赤《かまえ》 ページ40

青side


いむしょーって付き合ってんねんな?


なんでりうらと2番がずっとくっついとんねん


なんで初兎はなんも言わんねん


今、メンバーでリアルで集まって普通に遊んでんねんけど、俺と初兎は一人でスマホいじったりぼーっとしてあとのメンバーは、テキトーにしゃべったりしとんやけどさ。


なんで2番とりうらが楽しそうにしとんねん


俺の心境を読んだのか、初兎が寄ってきて話しかけてきた


初「なんですか、まろちゃん?堂々と嫉妬ですか?案外、独占欲強いんですね〜?」


なんか煽り口調なんむかつくけど、その通りすぎてなんも言えん


い「その通りですけど〜。初兎さんは嫉妬とかないんですか〜?」


初「まあ、しとるっちゃしとるけど、いむくんはわざとやろしな。」


い「は?嫉妬させとるってこと?」


なんなんあいつ。


意味わからんやん


初「前に一回、僕がめっちゃ嫉妬したんよ。ほんでぐちゃぐちゃにしたったら、それが案外よかったらしくて。そっからずっとそれやねん。わかってやっとんが一番タチ悪いよな。」


はぁーっと溜息を吐きながらそういう初兎。


そうか。そういう手があったんか。


い「ありがとう、初兎。」


初「えっ、なにが!?」


テンパってる初兎を目の端に置いて、2番としゃべってるりうらの元へ向かった


い「おい、りうら。帰るぞ」


みんな俺らが同棲してんのは知ってるし、付き合ってるのも知ってるから堂々とそう告げる


心なしか、いつもより低い声が出たみたいで俺以外のメンバーがこっちに目線を向けた


そんなんは御構い無しに、荷物をまとめて玄関へ向かう


少し驚いた声を漏らして、でも俺に置いては行かれたくないみたいで。


2番に「またねっ、」と告げて自分の荷物を持ってパタパタと俺の後を追ってくる


そんなときも、2番としゃべるとかなに?


どこまで俺の嫉妬ケージを上げれば気が済むねん


まあ、そんなりうらを好きになったんは俺なんやけど。

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作品ジャンル:恋愛
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紺色で藍色のウミ(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» リクエストありがとうございます。いつもお待たせしてしまう形となってしまい、申し訳ございません。できる限り早く投稿はしますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月19日 20時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
るり(もしよかったら小説見てください)(プロフ) - リクエスト失礼します。元カレに無理矢理やられている赤くんを桃くんが助けて、消毒するお話をお願いしたいです…! (2023年1月18日 8時) (レス) id: 2b382da3ef (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - のあさん» 遅くなるかもしれませんが、それでもよいなら全然大丈夫です!! (2023年1月5日 14時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - リクエストよろしいですか? (2023年1月4日 22時) (レス) @page39 id: b839ec65b8 (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - にゃにゃにゃぁさん» 何回でもリクエストしていただくと、とても嬉しいです。全く問題ありませんよ。リクエストありがとうございます。三賀日?は少し忙しいので、いつ投稿できるかはわかりませんが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月1日 23時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紺色で藍色のウミ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月22日 23時

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