fifth ページ11
ほとけside
…ふと手錠に目をやると今にも解けそうなくらい錠が緩んでいた
みんなに心配とか迷惑、かけたくないから…
少しくらい自分が傷ついても大丈夫だろう
腕を左右に伸ばした
すると、金属の飛ぶ音と共にガチャリと扉が開く音がした
お「あ"ぁ"？お前さんなにしてんだぁ？」
ほ「⁉⁉」
いきなりの出来事に驚いた
自分の口には枷がつけられており、喋ることができない
お「お前さん…なんでそんな格好してるんだ？今外してやるからな」
この人は僕を攫った人じゃない…？
少し警戒の目をおじさんに向ける
お「…そんなに怖がらんでくれ。わしは、内藤というもんじゃ。わしにもな、孫が居ってなぁ…なかなか会えんもんじゃから、孫に似たやつを見るとついつい世話を焼きたくなるんじゃよ。それに、お前さんは攫われたのか？それは尚更ほってはおけんじゃろ。」
内藤と名乗るおじいさんは、僕の口枷と足枷を外しながらゆっくりと僕を安心させるように喋ってくれた
ほ「ぷはっ、…ありがとうございました、内藤さん。僕は、ほとけと言います。内藤さんはどうしてここへ？」
内藤「ふふ、これもなにかの縁かのぉ？孫に似たような五人がなぁ人を探しておるようじゃってなぁ…わしも密かにそれに参加したんじゃよ。お前さん…ほとけと言ったな、ほとけくんは、その五人になにか心当たりがあるか？」
⁉……あの五人が？
でも、結成したばかりなのにそんなに心配してくれる？
なんでここがわかっ、…初兎ちゃんか。
ほ「多分僕の仲間だと思います。」
内藤「ほう、仲間か…いいもんじゃのう。その仲間、探すの手伝おうか？」
ほ「…‼いいんですか⁉それじゃあ、お願いします！それに、内藤さんのお孫さんもいらっしゃるかもしれませんしね？」
内藤「ほう、わしの孫か…もしかしたらの偶然で会えるかもしれんしの。」
ほ「はいっ！とりあえず、下りてみますか？」
内藤「そうじゃの。(ふふふ、この子の表情が一気に変わったよ。その仲間とやらはそんなにいいものなのかのぉ？)」
内藤さんがにこにこしながら小屋の扉を開けた。
それと同時に悲鳴のようなものが聞こえてきた
それは、僕の幼馴染であり、親友でもある初兎ちゃんの叫ぶ声だった
初「なんやねんお前！！！離せや！！」
心なしか初兎ちゃんの声が震えていた
内藤さんは僕を見て口を開いた
僕は内藤さんの言葉を待たずに駆け出した
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紺色で藍色のウミ(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» リクエストありがとうございます。いつもお待たせしてしまう形となってしまい、申し訳ございません。できる限り早く投稿はしますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月19日 20時) (
レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
るり(もしよかったら小説見てください)(プロフ) - リクエスト失礼します。元カレに無理矢理やられている赤くんを桃くんが助けて、消毒するお話をお願いしたいです…！ (2023年1月18日 8時) (レス) id: 2b382da3ef (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - のあさん» 遅くなるかもしれませんが、それでもよいなら全然大丈夫です！！ (2023年1月5日 14時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - リクエストよろしいですか？ (2023年1月4日 22時) (レス) @page39 id: b839ec65b8 (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - にゃにゃにゃぁさん» 何回でもリクエストしていただくと、とても嬉しいです。全く問題ありませんよ。リクエストありがとうございます。三賀日？は少し忙しいので、いつ投稿できるかはわかりませんが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月1日 23時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
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