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「一般人に殺 人を催促するのは
どうかと思うんですが。
確かに貴方達ならなんの躊躇もなく、
疑念の余地なく手を下せますが、
私とあの審神者は普通の人間であって、
手を汚すわけにはいかないんですよ。
そもそも私は審神者になりたくないし。」
「あの女は人間じゃない。
他人を傷付けていながら、尚且つ
他人からの愛を受けねば凶行に及ぶ、
鬼女だ。」
鬼女という例えは確かに的を得ている。
だが
「それは例えであって、事実上は人間です。
確かに思考は狂気と言えるほどぶっ飛んでますが、
それで私が彼女を殺 す理由にはならない。
寝首をかけずに痺れを切らすのは分かりますが、
私を巻き込まないで下さい、私は庭師です。
期待はしない方が後で楽ですよ。」
「貴様っ……!」
戦装束だった大包平は自分自身に
手を掛ける。今にも抜きそうだ。
挑発的とも取れる発言だが、
失言では無い。
私は巻き込まれた側だ、正論しか言ってない。
彼をの前に手をやり、静止させた鶯丸は静かな声で
こう言った。
「それでも俺らは、君に縋るしか無いんだ。」
ただただ真っ直ぐな瞳で。
真剣な表情で。
「……もう戻った方が良いですよ。
朝餉の時間だ。審神者に勘づかれたら
困るのは貴方達でしょう。
私は離れに戻ります。それでは、」
そう言い捨て、早歩きで離れに戻った。
「あの刀剣……。嫌いだ。」
そんな事を呟きながら。
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桜庭咲夜(プロフ) - あおりんごさん» わぁぁありがとうございます！期待に添えるよう頑張りますね！ (2018年10月6日 11時) (
レス) id: 2bb5568454 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご(プロフ) - 続編!!楽しみですo(｀ω´ )o (2018年10月6日 1時) (レス) id: 74f86b76bc (このIDを非表示/違反報告)
桜庭咲夜(プロフ) - にゃんまるさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月24日 18時) (レス) id: 2bb5568454 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんまる - 言葉遊びとかが面白くて大好きです！更新頑張ってください！ (2018年9月24日 0時) (レス) id: 020d8f1968 (このIDを非表示/違反報告)
桜庭咲夜(プロフ) - あおりんごさん» ありがとうございます！ (2018年9月10日 20時) (レス) id: 2bb5568454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜庭咲夜 | 作成日時：2018年7月25日 2時
