青組の弟妹組。

第４１話 ページ45

は…？


公「…え？えっ…？」


「「「「「はぁ！？」」」」」


全員そろって、はぁ！？と言われた。


いやっ、それ私が言いたいんだけど！


てか、長い長い！


ないくんは、私にキスしたまま離れない。


『ちょっ、ないくんっ…』


さすがに恥ずかしくなって、ないくんの肩を叩くと、離れてくれた。


な「…ね？本当でしょ？」


そう言ってニッと笑うないくん。


いや、もうこれドッキリですって言えないんだけど…


り「ねぇほとけっち、今この２人キスしたよね。りうらの幻覚じゃないよね。」


仏「だよねりうちゃん。してたよ今。僕も幻覚かと思ったよ。」


ほら〜！


ってか幻覚ってそんなことないでしょ！


キスしましたが！？


それが何か！？


別に事故とかでもあり得るじゃん！(ありえないよ)


い「なぁ公、今の見た？」


公「見たよいふくん。こいつらマジだ。」


初「へぇー…本当にそういう関係なんや…」


悠「リスナーさんには言わんの？」


いやいやいや…


なんでみんな本気にするの…？


めっちゃ冷静に考えたら、リーダーであるないくんがこんなことしないでしょ…


待って、本当にこれどうするの。


ないくんに目で訴える。


も、ないくんは再びにやりと笑った。


え、今度は何する気なの…？


な「だから言ったじゃん、本当に付き合ってるんだって。」


あの、本当はドッキリですよ。これ。


ガチにしないでね！？


心の中でそう叫ぶ。


仏「えっ…そうだったんだ…おめでとう？」


り「そうだね、おめでとうだね…ちなみにどっちから告ったの？」


ちょっと待って…


みんな、本当に騙されちゃってるじゃん…！？


＜やっぱり、そろそろバラした方がいいんじゃ…


＞ん−、今の状況でバラすと、どれだけ怒られるか…ならもうちょい楽しもうよ！


…ダメだこりゃ。


悠「そりゃないこからやろ。Aからなんて思うか？」


アニキまで…乗っからないで…


ってか、これどっちの設定にするんでしょう…？


ないくんを見ると、小さく私の方を指さしている。


えぇ…！？私…！？


しょうがない、ドッキリを持ち掛けたのは私の方だ。


そう思い、大きく息を吸ってから私は言った。


『わ、私…だよ…』

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