Story 3 ページ5
初兎side
僕から見る最近のAはどこか苦しそうな表情をしている
何かを我慢してるような、そんな表情
だけど俺と話してるときは笑顔...な気がする
好意バレバレだよばーか
そう思いフッと笑いながら今日も学校の授業をなんとなく受け流す
教室の窓から見える大きくてキレイな学校
"お嬢様”や”王子様”のような身分の人しか入れない特別な学校
...あそこにAが通ってんのか
通っていく人を見たことはあるが、A自体は見たことがなかった
どうしてやろ、、そう考えてると時間は過ぎていってあっという間に6時限目も終わっていた
なんとなく考え事をしながら1人で帰って
お母さんに”ただいま”と声をかけると
”おかえり”と笑顔で返事が返ってくる
当たり前だと思っていた
だけどAにとっては当たり前じゃなかった
これを言うのもAに悪いかもしれないけど僕は親がこの人たちで本当に良かった
そして自分の部屋に行って荷物をおいて
友達とくだらない話をしながらゲームして
リビングに行くとご飯が用意されていて
家族と話をしながらご飯を食べる
僕の母はよく"息子さん反抗期がないみたいで羨ましい"と言われるんだそう
僕は母親も父親も大好きだから反抗だなんてしないし
そんな未来考えられない
でも時々思う,Aも反抗期がないけど親に反抗しなさすぎる、と
僕だっていくら反抗期がないからと言って親と喧嘩したことない、というのは嘘になる
...A大丈夫かな
そんな不安を持ちながら、午前3時、いつもの場所へ行く
午前2時50分
自室の窓から外に出てAの元へ向かう
あきらかにいつもと様子が違った
『、、あ、初兎くん、』
そう言って作り笑いを見せた
「、、そんな笑い方で僕を騙せると思ってるん？」
そう言って僕はAを抱きしめた
Aは大きく目を見開いて動揺していた
「、、僕の前では溜め込まなくていいから、全部吐き出して、」
そういった瞬間Aの中の何かがぷつんと切れたのだろう
狂ったように泣き始めた
それでいいんよ、僕は心の中でそう感じた
next.
初兎さんの一人称、"俺"も使ってるし"僕"も使ってるので正直どっち使うか悩んでたんですよね
個人配信は"僕"を使ってる印象があったので"僕"を使ってます
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紫乃だおん - ｱ"ｧｧｧｧ(´；ω；｀)神！！！！！しょうちゃんんんんん！！かっこよすぎるんよな。(真顔)これからもがんばってください！ (2023年3月18日 19時) (
レス) @page13 id: a326f56d91 (このIDを非表示/違反報告)
ひーいれりす - あーうんやっぱ神だわ。（敬語じゃないくてまじでごめんなさい）ファンなりそうです。これ見てたら初兎ちゃんの家族ホントにいればいいのにって思って泣いてました。なんかごめんなさい作品大好きです。これからも頑張ってください。 (2023年3月5日 1時) (レス) @page13 id: 166743b295 (このIDを非表示/違反報告)
あいな?@いろきみ所属(プロフ) - ほんとに最高です🫶🏻 (2023年2月23日 23時) (レス) @page13 id: 37964a044b (このIDを非表示/違反報告)
あお - うわわわわわ……神作こんなに作り出せるのすごい…っっ しょーちゃんっぽさが失われないのすごいです…神様……… (2022年12月27日 1時) (レス) @page12 id: 60a0c2a1ce (このIDを非表示/違反報告)
羽花 - 東雲ゆあさん» わー！！ありがとうございますっ！頑張ります；；♡ (2022年12月11日 17時) (レス) @page12 id: 86d00439f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽花 | 作成日時：2022年8月6日 15時
