Story 1 ページ3
＿今日もいつもと同じ夢を見た.
午前3時.
この時間から1日が始まるんだ
私は、近くに誰もいないことを確認して自室の窓から外へ出た
たったったった
辺りは静かで私の足音しか聞こえない
無駄に広い庭を無視して、家の前の柵まで急ぐ
彼の姿が見えて私は思わず笑みを浮かべた
『初兎くんっ！』
「あ、おはよ、A」
そう言って彼はにこっと笑った
この時間が1日の中で一番幸せな時間で初兎くんと話しているだけで顔がほころぶ
『＿初兎くんだって午前0時に来てくれればいいのに』
「またその話、？w相変わらずAはシンデレラ好きやな、、w
僕だって来たいんやけどさAの御両親まだ起きてるやろその時間帯」
そう言って彼は私の頭を愛おしそうに撫でた
歳だって変わらないのに子供扱いばっかり
そーゆーところがほんとにずるいと思う
『ん、むっ、、、そーだけどさやっぱりシンデレラは憧れるよ』
そう言っても何も返さない、いつものことだけど
頭を撫でたりとかぎゅーはしてくれる癖に
そーゆー肝心なところだけ言ってくれない、
「あ、もう4時なんちゃう？帰らな」
『、、あ、ほんとだ』
少ししょんぼりした表情を見せると彼は笑った
「ふは、w分かりやすすぎ、今日も1日頑張れよ、じゃまた明日」
そう言って彼は去っていった
、、、いつもよりゆっくり歩いているのは勘違いしてもいいんですか
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿
？「A？開けるわよ？」
そう誰かが言って自室のドアが開く
『＿おはようございます、お母様』
母「おはよう、A.今日の予定は？何するの？」
『今日は学校に行った後、習い事のバイオリンに行こうと思っております』
母「＿そう、お父様もいつかAのバイオリンを聴きたいと仰っていたのよ」
そう言ってお母様はにこっとした作った笑顔を浮かべる
『お父様とお母様にみせられるくらい上達できるように頑張りますね』
私もお母様に、にこっと作った笑みを浮かべた
これが"普通"
たまに他の人の"普通"を聞いて羨ましい、と思ったことがある
＿普通の家庭に生まれてたら初兎くんに自分の気持ちを伝えられたかもしれないのに.
next.
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紫乃だおん - ｱ"ｧｧｧｧ(´；ω；｀)神！！！！！しょうちゃんんんんん！！かっこよすぎるんよな。(真顔)これからもがんばってください！ (2023年3月18日 19時) (
レス) @page13 id: a326f56d91 (このIDを非表示/違反報告)
ひーいれりす - あーうんやっぱ神だわ。（敬語じゃないくてまじでごめんなさい）ファンなりそうです。これ見てたら初兎ちゃんの家族ホントにいればいいのにって思って泣いてました。なんかごめんなさい作品大好きです。これからも頑張ってください。 (2023年3月5日 1時) (レス) @page13 id: 166743b295 (このIDを非表示/違反報告)
あいな?@いろきみ所属(プロフ) - ほんとに最高です🫶🏻 (2023年2月23日 23時) (レス) @page13 id: 37964a044b (このIDを非表示/違反報告)
あお - うわわわわわ……神作こんなに作り出せるのすごい…っっ しょーちゃんっぽさが失われないのすごいです…神様……… (2022年12月27日 1時) (レス) @page12 id: 60a0c2a1ce (このIDを非表示/違反報告)
羽花 - 東雲ゆあさん» わー！！ありがとうございますっ！頑張ります；；♡ (2022年12月11日 17時) (レス) @page12 id: 86d00439f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽花 | 作成日時：2022年8月6日 15時
