マルコなんかには絶対負けないぜ★ ページ16
貴女Said
貴「ふわぁ……」
僕は伸びをして起き上がる。
ｱﾝ「あら随分と早起きなのね」
貴「アン姉さんもね」
僕が起きるとすでにアン姉さんは起きていた。
どうやら薬品の在庫を確認しているようだ。
貴「手伝おうか？」
ｱﾝ「大丈夫よ。それより、今日はマルコ隊長と勝負するんでしょ？」
貴「まあ、でも絶対勝てるしww」
ｱﾝ「マルコ隊長、そんなに弱くないわよ」
貴「知ってるよ。油断はしない」
ｱﾝ「わかってるならいいわ」
貴「僕、朝飯まで遊んでる」
僕は医務室を後にした。
貴「あ、ハルタぁぁ」
前方にハルタの姿を見つけ、飛びつく。
ハ「うわっ。A、いきなり飛びつかないでよ」
貴「あははごめんごめん」
ハ「もう」
諦めたようにハルタはため息をついた。
ハ「そういえば、今日はマルコと勝負なんだよね」
貴「そうだよー」
ハ「マルコ強いから油断はしちゃダメだよ？」
貴「わかってる。さっきアン姉さんにも言われた」
そんなに僕って油断しそうなのか？
そんなこと絶対ないし！
貴「それじゃあ」
僕はハルタから離れて甲板に向かう。
甲板に出ると、マルコが新聞を片手にサンドイッチを食べていた。
貴「マルコ、サンドイッチ頂戴っ」
マ「誰がやるかよい。これは俺の朝食だい」
貴「マルコだけ先に食べてんの？しかもぼっちでwww 」
マ「笑うなよい。俺は早起きだからねい」
貴「へえ」
サ「おーい朝飯できたぞー」
貴「あ、行かないと」
サッチの声が聞こえたから食堂に向かう。
貴「サッチおはよ」
サ「お、一番乗りか。おはようA」
貴「僕の前に、マルコ来てるだろ。一番乗りではない」
サ「そうだった。朝飯、サンドイッチとおにぎりどっちだ？」
貴「サンドイッチ。マルコが食べてて美味しそうだったから」
サ「そうか。マルコと言えば今日勝負すんだろ？油断するなよ」
貴「サッチで３人目！僕は油断なんてしないよ！」
サ「なんかわりぃな」
貴「もういいよ」
僕はサッチからサンドイッチと紅茶をひったくって、食堂のはじっこに座る。
「あ、お前マルコ隊長と勝負するんだって？」
「油断すんなよー」
「油断したら即負けるぞー」
僕を見つけるなり、声をかけてくる船員達。
そのほとんどが「油断するな」。
貴「あーもう！煩いわっっ」
ついに僕は怒鳴った。騒がしかった食堂は静まり返る。
貴「マルコなんかに絶対負けないぜ★」
大声で宣言してやったぜ♪
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅蓮(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2016年3月10日 17時) (
レス) id: 219aa5a094 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 黒き勇者ダイヤモンド！！さん» コメ返し遅れてすみませんm(__)m助ける予定です (2015年12月18日 10時) (レス) id: d0c79820df (このIDを非表示/違反報告)
黒き勇者ダイヤモンド！！ - サッチと白ひげとエース助けるんですか？ (2015年9月3日 22時) (レス) id: eef44e4f95 (このIDを非表示/違反報告)
B(プロフ) - 大将もの大好きです!!更新頑張ってください!! (2015年8月11日 22時) (レス) id: d9ec7b5ee2 (このIDを非表示/違反報告)
珠兎 - サッチと白ひげとエースって、助けますよね？ (2015年6月28日 14時) (レス) id: e8f152af0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜 | 作成日時：2014年12月19日 5時
