【昔別れたカレシと合コンで偶然再会した件について。】 (ページ2)

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1．偶然ページ2

会社帰りといってもいつも定時で上がれない(上司が上がらせてもらえない)私だが今回は上がれる…！

家に帰ってご飯食べて絵描いて寝る！うん、完璧！

ピロン/

『ん？』

【笹野さん、今終わった所？会社近くの居酒屋に来てもらえる？あ、勿論拒否権ないから。】

嘘でしょ。

いやいやいやいやいや、今予定組み立てて家帰ろうとしたところなんですけど……！？

はぁ、もういいですよ、行きますよ、行けばいいんでしょ。上司の命令ですもんね。

近くの居酒屋といったってここの近くでも結構の数ありますけど、指定はしたのはいいんですよ？ただ、地図とかその店の名前とか書いといて貰えませんかねぇ…………赤葦さん。

【30分後】

ゼェゼェ、

『赤葦さん、お店の名前書いといて貰えませんか……？場所が分からなかったんですから。探したんですよ…………って、は？』

聞いてない、聞いてないよ。

合コンだなんて……。

それに、黒尾がいるとか聞いてない！！！！

黒「ははっ、そんなわけないじゃないですか。あ、それよりこのお酒どうですか？弱くても飲みやすいタイプみたいですよ？」

女Ａ「もうっ、黒尾くんったら///」

木「うぉ、大丈夫か？もう酔っぱらってんのかｗｗ」

女Ｂ「そんな早く酔っぱらうわけないじゃ～んｗｗウケルｗｗｗ」

ﾊﾟﾀﾝ

ｶﾞﾗｯ

赤「待ってください、笹野さん。何故閉めたんですか。」

『私は帰ります。急用が出来たので。』

赤「急用だったらあの時にメールで連絡できましたよね。」

ｷﾞｸｯ

孤「A、お願いだから残って。収拾がつかないゲームできない。」

『孤爪、そっちが本音でしょ。』

孤「ｷﾞｸｯ」

赤「お願い、1時間だけでもいいから。」

『赤葦さんのお願いなら……。』

ですけど、黒尾さんの相手は絶対にしませんからね。

と付け足しといた。

赤葦さんはそれを了承してくれた。