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鍵を探し出すのも一苦労やったけど、
支えながらなんとか謙杜のベットにたどり着いた。
倒れ込むように横になった衝動で布団の中から何かが転げ出てきて、手に取ると、それは謙杜にとって大事なもの。
｢…え、喘息でたの？｣
謙杜｢…んぇ、ぅうん、だいじょぶ、やで…｣
嘘、
いつも家の引き出しの奥にしまいっぱで、持ち歩かないけんとはいつもそれでみっちーに怒られて喧嘩しとるのに。
｢…けんと？｣
謙杜｢…ごめ、、ほんまは…あさから、…しんどくてっ…、ほっさも出て…っ、だいごく、でも、でもな、、｣
途切れ途切れで話す謙杜は気づけば目に涙をいっぱい貯めていて。
ごそごそ、と動き出したと思ったら、カバンから小さな袋を取り出した謙杜。
謙杜｢だいごくん…、けほ、これ…。｣
｢え、｣
小さな包を解けばおしゃれな謙杜が選びそうなきれいなリング。
謙杜｢たんじょ、び、おめでとぉ、｣
｢ぇ…、忘れとった、ほんま、嬉しい…｣
そういうとえへ、と笑った謙杜がかわいくて、愛おしくて
いつもよりも高い温度の唇に優しくキスをした。
Happy Birthday fin
◆きみはきみらしく（脳性麻痺）→←◇Happy Birthday（熱）
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おもち。(プロフ) - マンネさん» リクエストありがとうございます！気長にお待ちいただけると幸いです💕 (2022年10月19日 19時) (
レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
マンネ - お話どれもとても面白いです！心疾患と喘息を持って生まれてきた💛くんと初めて会うお話を読みたいです！家族設定でお願いします。 (2022年10月19日 19時) (レス) id: c2f3ec8d12 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - 末っ子さん» リクエストありがとうございます💓気長にお待ちいただけると幸いです。 (2022年10月12日 23時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
末っ子 - 持病の悪化で入院中の💛くんが、検査に行くのに乗ったエレベーターの中に閉じ込められて発作をおこしてしまうお話をお願いします。いつも更新楽しみにしています！ (2022年10月10日 21時) (レス) id: 659b1c8562 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - ましろさん» ありがとうございます！！個人的にもこの設定好きなのでリクエスト嬉しいです🙃お待ちいただけると幸いです💛 (2022年10月8日 23時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2022年9月24日 7時
