# ページ27
樹side
全然ご飯を食べれなかった大我。
昨日は優にいのご飯ゆっくりだけど全部食べてたんだけどな。
やっぱり俺じゃ頼りにならないか、なんて少し沈んだ。
すぐに布団に潜ってそっぽを向いてしまったから、しんどくなったのかなって少し心配になった。
でも今日はふっか来てるし大丈夫かな、
そう思って半分以上残ったおかゆをキッチンに持って帰った。
深「樹。今日学校休みなんだ。」
「ふっか。うん、休み。」
深「そか。」
おわんを洗っているといつの間にか後ろにふっかが立ってて、優しく笑ってる。
「なに笑」
深「大我、かっこつけてんだよ。」
「え？笑」
深「樹のこと、信頼してない訳じゃないと思う。あんなわがまま坊ちゃんだけど、弟達にはお兄ちゃんでいたいんでしょ。」
やっぱふっかはすごい。大我のことだけじゃなくて俺たちのことも、なんでも分かっちゃうんだ。
今思うと小さい頃から大我は俺たちの前ではいっつも格好つけてた。
病気がちで入院ばかりだったけど、家に帰るとたくさん遊んでくれて、それで体が辛くなっちゃっても俺たちの前じゃ我慢する。
そんなことばかり。
甘々で本当にこの家の次男なのか分からなくなることもあるけど、
思い返せば記憶の中の大我はいつだって俺にとって世界で一番優しくてかっこいいお兄ちゃんだった。
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はーる(プロフ) - 泣いてしまいます、大切に大切に読ませて頂いてます。 (11月17日 21時) (
レス) id: 4dea00def9 (このIDを非表示/違反報告)
はーる(プロフ) - いつも楽しみに読ませて頂いてます。すいませんが、溢れるくらいの愛を。のパスワードを教えて頂けますか？ (7月29日 20時) (レス) id: 4dea00def9 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - mumumuさん» ありがとうございます🥲🥲そう言っていただけて本当に嬉しいです🙂 (6月24日 19時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - しいさん» わぁ、ありがとうございます🥲不定期にはなりますがまた少しずつ更新していきますので楽しみにしていて頂ければ幸いです。 (6月24日 19時) (レス) @page14 id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
mumumu(プロフ) - 続きを楽しみにしています! (6月23日 23時) (レス) id: d5f7c8f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2023年4月23日 1時
