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第６話 チーズケーキ・・・キレる ページ7
第６話
「なあ、Aってケーキ食べるのか？」
ある日の夜、突然良守が聞いてきた。
そういや、良守ってお菓子作り好きなんだったな・・・。
「私はチーズケーキが好きなんだ♪」
「へえ、そうなのか！じゃあ、今度作ってくるよ！！」
おー嬉しいｗｗ
「じゃ、楽しみにしてるよ！」
「ああ！！」
そして次の日の夜。
「A−！作って来たぞー！！」
え、もう作って来たの！？
良守の手には丸いチーズケーキが。
「お、おいしそう」
「時音と３人で食べようぜ♪」
「じゃ」
「「「いただきまーす！」」」
ケーキにフォークを刺そうとすると――
「ん、妖だよ！！」
「「「え〜〜〜」」」
私のチーズケーキ・・・。
「ボクノチーズケーキ・・・」
「え、A！？」
「おい、どうしたんだよ！」
「僕の、僕のチーズケーキを返せぇぇ〜〜〜〜！！！」
そのまま霊圧のする方に向かって走って行った。
「妖発見。さあ、僕のチーズケーキ返せぇぇぇ！！」
「ぎゃぁやうあぁぁ！！」
妖を一突き。
「おーいA！」
そこに良守と時音到着。
「さ、２人とも。邪魔者は居なくなったよ★チーズケーキ食べよっ！」
「え、２重人格！？」
「っぽいな・・・」
「違うよ。さっきのはちょっとキレただけ★」
私はチーズケーキに向かって走って行った。
それを見ながら２人は口をそろえて言った。
「「Aからチーズケーキを取ってはいけない。Aをキレさせたらいけない・・・」」
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作者名：緋音 | 作成日時：2011年11月7日 19時
