33（過去） ページ33
✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡..:・
とある時、巷である怪盗団の名前が巷で出回った。
名前は【プークス団】。
1件ふざけているようにも見えるがその腕は超一流で盗めないものは無いとされるほどだ。
そんな中、その噂がぱったりと止む時期があった。
kr｢ぺいんと！｣
pi｢俺は大丈夫ですから、それよりも…死神を！｣
tr｢とりあえず止血はしたからあとは本人の気力次第だ｣
その日は金持ちの屋敷に侵入しお宝を盗む手筈だった。
だがメンバーの一人である死神が警備システム起動のセンサーを踏んでしまったため苦し紛れに逃げたものの結果は散々。
1人は意識不明、もう1人は骨折、残り2人軽傷ともうボロボロの状態だ。
そんな彼らが逃げ込んだのはとある国のスラム街の一端。
適当な空き家に転がり込み全員が応急処置をした上でこれからのことを話し合っている。
tr｢これからどうするよ｣
kr｢どうするって言っても、ぺいんとと死神くんがこんな状態じゃ暫く動けないし｣
pi｢とにかく今必要なのは食料と医療品。この地区の状態からして手に入れるのは難しいけどやるしかない｣
そこから1週間はそれはそれは辛いものだった。
元よりここはスラム街。
まともなものが手に入るはずもなく食料が手に入ってもパンの一つや二つだけで医療品なんてほぼ手に入らない。
だけど、髪は彼らを見棄てなかったようだ。
彼らが外に出る以外開かないドアが突如開く。
『最近見なれないやつがいると思っていたんだがお前たちだったんだな』
後光を受けながらこちらを見下ろす一人の女性。
3人は慌てて戦闘態勢にはいるが女はその場で両手を上げた。
『争う気は無い。見たところ怪我もしているみたいじゃないか。私でよければ対応させてもらえないだろうか』
pi｢………………いいぜ｣
とりあえず敵対心はないと判断した3人は体制をもどし、死神までのルートを開ける。
女は『ありがとう』と一言だけ言って死神の前に屈む。
『これは…よくいままでもっていたな。すごい精神力だ。待っていてくれ、すぐ戻る』
それだけ言って女はまた小屋の外へと姿を消す。
また女が戻ってきたのはざっと30分後。
だが出ていった時とは違い食べ物やら医療品やらを手一杯に抱えている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 684人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天笑くん(プロフ) - もう更新はなされないのでしょうか……。Twitterの垢などありましたら是非繋がりたいです……。 (2020年10月3日 4時) (
レス) id: 009e7901bd (このIDを非表示/違反報告)
つん - あああああ好きです (2020年3月11日 23時) (レス) id: cfb0800075 (このIDを非表示/違反報告)
まぁち - え、もうやばい… 惚れる… (2020年1月6日 21時) (レス) id: ba1aceb76e (このIDを非表示/違反報告)
パセリ(プロフ) - いおさん» 乙女ゲー…なるほど、その考えはありませんでした。検討してみます。コメントありがとうございます (2019年11月6日 6時) (レス) id: 1c07c807f8 (このIDを非表示/違反報告)
いお - 乙女ゲーパロがいいです！ (2019年11月5日 19時) (レス) id: 35fa5d69c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：@mimizu810 | 作成日時：2019年8月7日 2時
