とあるグループのリーダーが兄だと知った妹は兄にバレずに歌い手をしたいです！

６、歌い手 ページ7

そう言えば気にしていなかったんですけど


…下が煩いです

ないこ「あ〜あ、雪猫さんのお兄さんと友達いいな〜…」

ほとけ「羨ましい〜」



…声が普通に聞こえるんですよね…


初兎「そういえばないちゃん、小雪ちゃんに歌い手してるって言ってんの？」

ないこ「…いや、言ってない」

りうら「…ちゃんと言ったら？」

ないこ「…うーん…」

…普通に聞こえてるから…もうバレてるって…

ないこ「…よしっ、じゃあ俺呼んでくる」

if「頑張ってな」


そういう声がしてだんだんと二階へ上がる音が聞こえた






ｺﾝｺﾝ







ないこ「…小雪、話があるから下に来てもらえる？」

小雪『…わかった』


そして私はドアを開け、お兄ちゃんと下へ降りた




ないこ「…小雪、実はな俺、…歌い手なんだ…」

小雪『…知ってるよ？』

ないこ「…へ？何で？」


みんなも驚いていた
…下から聞こえただけなんだが？


小雪『だって、さっき話してたのこっちまで聞こえてきたもん』

ないこ「…マジで？」

小雪『うん…それと、お兄ちゃんたちいれいすでしょ？』

ないこ「…何でわかったの？」

小雪『…声が似てるし、お兄ちゃんの好きなものとか一緒だったし…』

ないこ「…マジかー…」

悠佑「まぁいいやん、これからよろしくな、小雪ちゃん」

小雪「…はい」










…私は歌い手だとバレないようにしないとな…

番外編１、妹に色々検証してみた！→←５、セコム

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す