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第1話 牢屋の中の少女 ページ2
ｶﾞﾁｬ...ﾊﾞﾀﾝ
いたいのおわった
このあとはごはんのじかん
わたしは しょうひん
あれはからだをつよく するためのものだって
なまえは おきゃくさまと てんいんさんが
｢ルア｣ ってよぶ
わたしのなまえはルア
ここは たくさんの しょうひんたちが いるところ
わたしも しょうひん なの
ここには ずっとまえから いる
いつからかは わかんない
あ、ごはんだ
ごはんはこのパンいっこ
おいしいの
『...』ﾓｷｭﾓｷｭ...ｺﾞｸﾝ
おわり つぎは おきゃくさま が おみえになる
ほら、さっそく
｢では、この商品はどうでしょう？｣
｢ほう...とても可愛らしいが、髪が白か...しかも、目は赤、まるで化け物だ、他の物を見せてくれ｣
｢かしこまりました｣
きょうも かってもらえなかった
そろそろ わたし しょぶんかな
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈次へ続く
続く
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作者名：レモン | 作成日時：2021年5月13日 20時
