第27話 ページ29
バンっ
ノックも無しに乱暴に部屋の扉を開ける音が聞こえた
いや、開けると言うよりも叩き壊すの方が正しいかもしれない
聞こえた方に顔を向け、
「人の部屋に入る時はノックをしてから返事を待ってよね」
と、一言
扉を開けた張本人は
「おぉ、すまなかったなぁあ」
反省の色が見えたので良しとしよう
寝ていた身体を起こしてスク君と向き合うように座り直す
「で、何の用?」
「あぁ、ボスさんがお呼びだぁ
大至急らしいから速くいけぇえ」
はて?
ボスが僕に何の用だろう
最近仕事してないから?
いやいや、仕事が来ないのが悪いし
なんかしたっけなー?
取りあえず思いつくことを並べてみたがどれもピンと来なかった
ま、行けばわかるか
「りょーかいっ
スク君は来ないの?」
「俺はこれからやることがあんだぁ」
頭に手を置きながらそう答えたスク君は少し疲れ気味だった
「そ、がんばれー」
「ほとんどテメェらのせいだがなぁあ」
「まあまあ」
「それじゃあ俺は行くからなぁ
Aも速くボスさんとこいけよぉ」
「へーい」
そう言うと今度は普通に扉を開けて出ていった
スク君が居なくなり、少しばかり寂しくなった部屋
「さて、」
行きますか
僕もその部屋を後にした
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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作者名:みるくぱん | 作成日時:2016年2月25日 15時