甚爾は私の弟ですが【呪術廻戦】

「No.11」『年齢について』 ページ11

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「んじゃコーラで」

「ここ、ペプシなんだね」


何とかあの人見知りから、ここまで成長しました！
夜蛾さん！

今は少女を迎えに行ってる最中で…夜蛾さん。

何故私はコーラを奢っているんでしょう、110円の。


とその時だった。

…爆発音が近くのビルからした。


『うわ』

「！」

「お？
　これでガキんちょ死んでたら俺らのせい？」

『少女は私が行きます
　夏油くんは部屋に行って、下さい
　五条くんはそこにいる奴頼んだ、みます
　鵺！』


と言うが早いか、私は鵺に乗って少女を救出した。


『この子が、星漿体』


星漿体、つまり今回の護衛対象者の事だ。

それから幾度か旋回をして。

その後、部屋の中に入った。

夏油くんが既に組織の一員を捕縛していた。


「ごめんて！！
　マジごめん！！
　この件から手を引くれ！
　呪詛師もやめる！！」


五条くんは組織の一員とやり合ったようだけど。

夏油くんに見せてもらった写真から読み取るに、
完全勝利を収めたようだ。

バイエルンだかなんだか。


「おい、聞いてんのか？」

『え、っと？』

「ちゃんと聞いとけよ」

「悟、禪院さんは人見知りなんだから
　無茶を言ってはいけないよ」


夏油くん、人見知りなのは そうだけど、
無茶はちょっと、違くないかい。

あ、短歌っぽくなってしまった。

禪院さん、か。


『あ、そうだ、君たち
　禪院って言っても、この界隈では色々いるからさ、
　私の事は禪院って呼ばないで貰えると良いかな』

「それじゃあ…」

「Aで良いな」

『あ、もう何とでもお呼び下さい』

「あの、Aさんっていくつですか？」

「デリカシーのかけらもねぇな」

「悟には言われたくないな」

『いくつぐらいだと思う？』

「20代とか？」

「アラサーじゃね」

『じゃあ、そういう事にしておいてくれ』


たしか、高校の数学教師が自分の年齢は国家機密だ、
と言ってた。

それと、中学の理科教師は20歳(中学3年生の時)
だと言ってた。

思うように思ってくれていれば良いよね？

決して人見知って教えない訳ではないんだから。


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