応戦 ページ45
桜「この気配はまさか………」
桜が本丸に向かう途中に察知した気配。
突然黒い霧が発生してきました。
瑛斗
「え、どうするのコレ此処じゃ武器使えないよ」
彩華
「凛さんが潜書室を防御した時に、作ったご飯が
冷めないようにそこも覆ったし、武器も出せるようにしてくれたよ」
安吾
「そこらへんは優秀だな…」
「そこらへんは」悲しくなります本当のことですがっ(by凛)
葵
「あー、あー、ブツブツ言ってないで！来てるよ、霧！
瑛斗は楓姉さん、太宰先生は檀先生を！」
言うがはやく、瑛斗と太宰は慌てて二人の肩をもった。
織田作
「ホンッマしつこいねん！なんでや、さっき
桜クンが追い出したやろ！？ねえーちゃん助けてやー」
織田作の姉(第1作目参照)は政府の要請で別の場所。
戻ってくることは不可能。
凛
「私が頑張ります！」
ネコ
「吾輩も手を貸す。だからそいつらから本を、文学を守れ！」
「てぇいりゃあ!!」
[スパーン]
何処から、刀の斬撃がきて、黒い霧が薄れて行きました。
桜「ハアハア、やったか。」
「「「「「「桜/桜さん/桜ちゃん！」」」」」」
桜「奴らの狙いは…」
凛
「檀先生と楓さんです！」
桜「貴様ら〜〜〜檀先生と楓姉さんを狙うな〜〜」
桜が低音で怒りをあらわにする。
織田作
「桜クンさすがに二度も来られて、しかもまあ、
狙いが狙いやから怒るわなあ…」
太宰
「ばかばかばーか!檀になんかしたら絶対許さないからな!」
安吾
「と言いつつ俺の後ろに隠れているのは何故だ」
苦笑する織田作に、檀をかつぎながら安吾の後ろに隠れる太宰。
無頼派はどうやら平常運転の様だ。
凛
「ここには秋声さんもいるのに…」
織田作
「わっ、ほんまやこっちも補修しとる…」
ネコ
「起きた瞬間この光景。また喪失するだろうな。」
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