幼児化3 ページ24
桜「ｳｩ……ｲﾀﾀ…」
虎「ウニャ」
桜「虎君…！助かった。
…あれ？虎君、少し大きくなった？」
虎「ﾆｬｱ??」
先程の桜を助けた虎の背中にダイブして、
桜は顔をあげると、虎の胴体が少し大きくなって見えました。
桜「･････まさか…！」
桜は服の上着に入れていた、手鏡を取り出して、こう叫びました。
桜「また、縮んだぁ！！
それも、3歳じゃんないかよ！！
何故やぁ〜〜〜！！」
桜の体がまたちちんでしまいました。
桜「ｳｩ……また縮んでしまったとは、不覚だよ。
それも、三才の姿だし…。こんな姿は彼らにみせれないよ…。
(蜻蛉切りや、一期達にはムリムリ)」
竜「…桜、その姿はなんで…」
凛
「さ、さささ桜さん何故こんな事にいいい(混乱)」
桜「あ…、忘れてた！
虎達、部屋に至急！戻るぞ！！」
虎「ニャウ！！」
桜は、虎にまたがり、私室に走っていきました。
桜「ヤバイ…、ヤバイ！！
部屋の惨劇は見せれないし、服がブカブカで歩けないから…。虎君達。」
そう話して、私室に戻り部屋の鍵をかけました。
部屋の中の仕事机近くには、先程の液体を入れていた
グラスコや、先程まで来ていた服が落ちていました。
桜「さて…。部屋のこの惨劇はヤバイなぁ。
確か、この液体の解除方法は確か……(ｶｻｶｻ)」
虎「ウニャア」
虎の一匹が大きな本を引きずって持ってきました。
桜「あ……虎君、それそれ。
(ﾊﾗﾊﾗ……え〜と、解除方法はっと)」
【解除方法:薬の液体を洗い流す。】
桜「洗い流すて…。お風呂でするしかないな。
でもなぁ…、こんな三才児でお風呂はさすがに溺れるよ……」
ｺﾝｺﾝ
竜「おーい、桜。大丈夫かぁ。」
そう桜が考えていると、竜がドアをノックした。
桜「わ…、り、竜兄さん！どうかした？！」
すると竜は桜の身体のこともあり、中には入らずに言った。
竜「いや…。桜、アレは何だったんだ、一体…。」
桜「え〜と…。ある薬で幼児化してしまっただけ。解除方法は、調べたから大丈夫だから。」
竜「そうか…。それは何だったんだ？」
桜「…「薬の液体を洗い流す」。だからお風呂に入ろうかと…。」
竜「溺れないか？」
桜「ぐっ…。でも、他の人に見られたくないし…。」
竜「凛さんと一緒に入ればいいじゃないか」
竜の「さらっと爆弾発言」に、桜は慌てた。
桜「っな…！で、でも…」
竜「別に良いじゃないか。桜小さい頃何度も一緒に入っていたじゃないか。」
桜「そ、そうだけど…。」
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