43.原作3年前 ページ44
実里「フフ、鈴ちゃん、起きて。」
鈴「ウミュ……実里お姉ちゃん…あれ?
お兄ちゃんに抱きついているの?あれ?」
竜「ハァ…鈴、寝ぼけて抱きついて来たんだぞ。」
と、話したら鈴ちゃんが顔を赤くなりアワアワしていました。
鈴「また寝ぼけて、お兄ちゃんに抱きついてしまったの///」
実里「フフ( *´艸`)」
斎藤「鈴〜〜!!(((涙)))」
突然、斎藤さんが子供達に抱きついていきました。
杏奈「斎藤さん、本当に良かったですね。」
鈴/竜「「お父さん苦しいよ。」」
斎藤「二人とも……すまんな。
蓮華君達も迷惑かけて済まなかった。」
蓮華「大丈夫ですよ!斎藤さんも大変な時だったんだし。家に杏奈が居たから、犯人の男も捕まえれたし。」
沢野「鈴ちゃんのお父さん、」
斎藤「沢野先生もすみませんでした。」
沢野「いえ、私は何もできなかったんです。実里先生や蓮華さん達のお陰です。」
斎藤「本当なら、昨日で解決しないといけなかったのに、娘も巻き込まれてしまって先生達にも御迷惑してしまって。」
実里「迷惑だなんてそんな。」
由「それより、斎藤さん。
竜君と鈴ちゃんから話しを聞いたけど、鈴ちゃんの友達の父親と同級生の男の子の父親が一緒の仕事場なんだよな。その二人も見付かっているのか?」
斎藤「ああ!それなら、先程二人が俺の家にきて話してくれたんだ。あの銀色の髪の男の仲間に拉致されたけど、そこから逃げてきたとな。」
鈴の友達「お父さんも無事なの!!良かった……」
鈴「良かったね。りんちゃん。」
りん「うん!鈴ちゃん、ごめんね。」
実里「良かったわ。」
沢野「りんちゃん、良かったわね(^^)」
杏奈「……りんちゃん、男の子にいじめられて辛かったんじゃない?いじめっこの男の子のお父さんも無事だったこと、良かったって思う?」
りん「うん!多分だけど、あの男の子も、左腕に怪我の跡があってその怪我はどうしたの?と聞いたことがあるもん。」
鈴「そういえば、それを聞いただけなのに、髪の毛を引っ張られていたものね。」
りん「自分も思うに、あの男の子の父親も、その銀色の髪の男に命令されてたんじゃあない?
言うことが聞かないと、妻と息子の命が危ない目に会うぞって」
鈴「それもありそう。お父さん、あの男は何か喋った?」
斎藤「いや、まだ報告はきてないけど、黙秘しているんだろう。」
実里「……」
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