23 事故に巻き込まれ ページ24
由「けど、なんであの人倒れたのかな？」
蓮華「由は、なんで倒れたかわからないの？」
由「男性の脈を測った時は、弱かったけど、すぐに意識も戻ってきたから、軽い脳震盪かもな。」
蓮華「脳震盪！！それって」
由「あぁ、脳の血管が斬れる病気だな。あれは、初期は見つけにくいし。」
新一「由ねぇ……すげぇ!!」
由「そうか？自分は、いろんな本を読んでいるだけだし。」
蓮華「流石ね由。でも、ここで脳震盪なんて……」
由「多分、脳震盪の初期があったんだろう。」
蓮華「そうなの？」
由「あぁ、脳震盪の初期は、幻覚等もあるしな。それより、新一は一人なのか？」
新一「おう！朝、蓮華姉さん達の家に遊びに行こうとしたら、母さんが父さんに渡す予定だった資料を忘れたと慌ててたから、それを渡してきたんだ。
親父は、目暮さん達と会議だといってたし。」
蓮華「目暮さん達と会議？？」
新一「こないだの駅の事件の話し合いだって」
由「あの事件の！？」
蓮華「何かわかったのかもね。優作さんなら何か判明したのかもね。」
由「だな。新一、これからどうする？」
新一「蓮華姉さん達の家についていってもいい？ホームズの話しもしたいし。」
蓮華「良いわよ。それなら、ホームズ話しするなら、おやつも買わないとね。」
由「ホームズ話しか、それなら、新一、ホームズの歴史の勉強するか？」
新一「ホームズの歴史の勉強〜〜!!」
由「おお、案の定乗ってきた。」
蓮華「本当に、二人とも。ホームズは好きですね。自分もだけど」
新一「早く早く！ホームズの歴史教えてくれよ！」
由「ホームズの話ししたら、はしゃぐな。新一は」
蓮華「新一は、ホームズが好きだしね。」
そう話して、三人は車をおいてた所に戻り、帰宅していきました。
その頃、家の方では
降谷「……」
杏奈「(降谷さん、杏奈のこと見てるな)」
実里「紅茶を入れました。皆さんどうぞ」
そんな中、蓮華達の車の音が聞こえて来ました。
由「ただいま……」
蓮華「ちょっと、新一。荷物を持つの手伝って。」
新一「蓮華姉さん、この袋に食材がいっぱい入ってるけど、何に使うんだ？」
蓮華「そりゃ……料理に使うためよ！
今、警察組の5人もいるし。降谷さんにも、料理を作ってもらうんだから。」
新一「警察の人が来てるのか？なんで？」
蓮華「う〜んとね……話すと長いんだけと。」
由「ある警察の人を実里が助けたんだ。」
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